つるとはな 人生の先輩に聞く 2

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908155017
ISBN 10 : 4908155011
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
153p;28

内容詳細

年を重ねても、人生の行く末をいたずらにおそれない。
今日一日を、こんな生き方で送っている人がいる。
その驚き、おもしろさ、励まされる気持ち。
「つるとはな」第2号は、さらにパワーアップして、人生の先輩に聞きます!

・初公開! 「須賀敦子からの手紙(後篇)」 病を得て、友だちへ最後に伝えたこと
・ひとり暮らしの72歳「久留米のしっかりマダム」が週2回、楽しむゲームは?
・68歳で始めたサイクリング、82歳の今日もツーリングに出かける伊藤礼さん
・動物園の「里親」になりたい! ベルリン淑女たちの動物愛護をめぐるお話
・毎年誕生日にバッハ無伴奏チェロ組曲の演奏会。藤原真理さんの「音と身体」の追究
・白いシャツが特別にお似合いの、清廉、華やか、3人のスタイル!
・91歳の準備大好き≠ネ生活!
・『独り居の日記』メイ・サートンの、生涯と晩年
・「一人用のバターケース」をご存知ですか?「あるとうれしいもの」
・鎌倉・稲村ヶ崎の一法庵を訪ねて、「青空への歩きかた」
・ポスト羽生結弦の呼び声高し、フィギュアスケーター宇野昌磨さんに独占密着取材!
・浅草橋の銭湯「鶴の湯」と、猫「はな」の物語
・九州・小倉の店をひとりで切り盛りして50年! 寿司「玉浦」80歳の女将の心意気
・リリー・フランキーさん登場!「でかいパンツはいてたらすぐに老けますよ」……他

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ごあいさつ

生まれるときはひとり。
赤ん坊時代は、ほとんど記憶にありません。
気がつけばそこに親がいました。
学校や会社でともだちや同僚ができ、
わたしたちはそのなかで、生きてきました。

学校や会社は、わたしたちの一生の場所ではありません。
最後の旅立ちは、うまれたときと同じ、ひとりです。

学校や会社とはべつの、年上のひとの話を聞きたい。
自分のいまを見直したり、これからを考えたい。

話を聞きたい年上のひとは、ひとりでいることをおそれず、
こころのうちに尊敬する誰かがいて、
語るべきことを少なからずもっている。

いよいよ、と覚悟するのはまだはやい気がする。
でも、桜の季節はあと何回だろうと考えることはある。

「これからが、じつは長いんだよ」
年上のひとが、ちょっと笑ってそう言います。

年上の先輩の話を聞く小さな場所。
それが「つるとはな」です。

        -----------「つるとはな」公式HPより

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スタッフプロフィール

編集長 岡戸 絹枝 (おかど きぬえ)
1955年埼玉県生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業。81年マガジンハウス入社(当時は平凡出版)。『週刊平凡』、『平凡』、『Olive』、『Hanako』編集部を経て、98年から『Olive』編集長をつとめる。2002年より不定期刊行の『Ku:nel』を創刊。2003年3月から隔月刊行の『Ku:nel』をスタートさせる。2010年29年勤務したマガジンハウスを円満退社。2011年より『Talking about』(n100出版)の編集をスタート。2014年、『つるとはな』を創刊する。

アートディレクター 有山 達也 (ありやま たつや)
1966年埼玉県生まれ。90年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同年より、中垣デザイン事務所に勤務。93年アリヤマデザインストア設立。『store』(光琳社)、『ゆめみらい』(ベネッセコーポレーション)、『ku:nel』(マガジンハウス)、『Talking about』(n100出版)などのアートディレクションを担当。2004年『100の指令』(日比野克彦著/朝日出版社)で第35回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。

編集制作担当 松家 仁之 (まついえ まさし)
1958年東京都生まれ。82年早稲田大学第一文学部英文科卒業。同年、(株)新潮社入社。『小説新潮』など雑誌編集部を経て、1994年より出版部へ。1998年、翻訳書シリーズ「新潮クレスト・ブックス」を創刊。2002年、季刊誌『考える人』の創刊編集長に。2006年より『芸術新潮』編集長を兼任。2009年より慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授(2014年春まで)。2010年、新潮社を円満退社。2014年、(株)つるとはなの創立に参加する。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たんたんx さん

    須賀敦子の手紙(後篇)が掲載されている。彼女の晩年の様子・・・96年に『ユルスナールの靴』刊行、検査で卵巣腫瘍が見つかる。97年に治療のため入院、下のフロアに入院していた藤沢周平氏が逝去、この頃藤沢氏の本に親しんでいた様だ。11月、来日したアントニオ・タブッキと対談。同月、イタロ・カルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』刊行。98年2月、見舞いに来た松山巌に「書くべき仕事が見つかった。いままでの仕事はゴミみたいなものだから」と、語る。3月20日、帰天。享年69。 →

  • detu さん

    巻末の松家氏の短編は良。他、特集記事も。

  • さすらいのサウスポー さん

    つるとはな、 書店でよく見かけるな、と感じていたけど、綺麗だけど、お値段もそれなりで手が出なかった。両親に贈る、という名目でやっと購入、実は私が1番読みたかったのでしたw タレントさんとか、若くて魅力的な女性のエッセイも、もちろん読みたいし憧れるけど、私はもっと年上の女性の日々の暮らしにどうしても惹かれてしまう。おばあちゃん、おじいちゃん子だからだろうか?(^^;;

  • monogatari さん

    『クウネル』の大変貌以来、唯一、大切に、ゆっくり味わうように読んでいるのが、この『つるとはな』。暮らしや生き様、思いをていねいにすくい取り、編集執筆していることがひとつひとつの記事から伝わってきます。尊敬している鈴木るみこさんの文章に触れられるのも、楽しみの一つです。 第2号で特に興味深かったのは、『独り居の日記』の著者、詩人のメイ・サートンを取り上げたページ(もちろんライターは鈴木るみこさん)。こんな記事、ほかの雑誌じゃお目にかかれない!久しぶりに本棚から『独り居の日記』を引っ張りだそう。

  • なおこっか さん

    須賀敦子さんの手紙、後編。書くことを生業とされてから、そして病を得てから、手紙の色合いが変わったのがわかる。何と沢山のことを思い巡らせ、思考に費やした方だろう…。最後の手紙、「キリがないから、さようなら」の一言、須賀さんご自身が紹介されていた、アン・リンドバーグの感慨に思い馳せし、余計に切なくなった。他記事では、ベルリンの動物保護施設の話が、じんと良い話だったのと、詩人メイ・サートンの記事にはっとさせられる箇所が多く、興味をひかれた。

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