ビル・ブルーフォード自伝 イエスとキング・クリムゾンを叩いた男

Bill Bruford (ビル・ブルーフォード)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : BRUFOR001
ISBN 10 : BRUFOR001
フォーマット
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
436p;21

内容詳細

第1章:それで、どんなふうにスタートしたの?
第2章:なぜイエスを脱退したの?
第3章:マネージャーは誰が管理するの?
第4章:どうやってその素晴らしいサウンドを身につけたの?
第5章:どうして自分のグループを結成したかったの?
第6章:まだプログレッシヴ・ロックが好きなの?
第7章:インタヴューは好き?
第8章:ロバート・フリップと仕事するのってどんな感じ?
第9章: “針のむしろの憩いの場”ってどういう意味?
第10章:ジャズって違うの?
第11章:家族と一緒って難しい?
第12章:ときどき他の人とプレイするの?
第13章:昔からの仲間とまだ会ってる?
第14章:昼間は何をやっているの?
第15章:ミュージシャンにつきまとっている奴をなんと呼ぶの?
第16章:自分が好きなものだけ演奏するの?
第17章:本当は何をしてるの?
第18章:作り話?
第19章:解放
アルバム・ガイド(文・松井 巧)

ユーザーレビュー

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ビルブルフォードに興味のある人なら買って...

投稿日:2021/04/19 (月)

ビルブルフォードに興味のある人なら買っても損はないと思います。 ビルが関わったバンド、つまりイエス、クリムゾン、ジェネシス、ゴング、UK、アースワークスに関するコメントが長短はありますが出てきて興味深いです。また、レコーディングに関わったアルディメオラ、ラルフタウナーについても出てきます。杏里や渡辺香津美は出てこない また、今まで知らなかったこともいくつか本書でわかりました(ビルがそう言っているだけであり事実かどうかはわかりませんが)。たとえば、故北村昌士氏の「キング・クリムゾン―至高の音宇宙を求めて」ではビルはドライブ中に道に迷い、道を尋ねるために入ったコテージにロバートフリップがいて運命的にクリムゾンに加入することになったという風に書かれていたが、本書によればビルはイエス時代からクリムゾン加入を望んでおりフリップを追いかけていたがなかなか了承してもらえず、やっと了承を得て加入できたとある(クリムゾン全史の記載もこれに近い)。クリムゾンからデビッドクロスを追い出し、UKからアランホールズワースを追い出したのはジョンウェットンのベースの大音量だったとか、ジョンクラークをビルに紹介したのはアランホールズワースであり、それはビルがアランに「ブルフォードをやめるなら後任を紹介しろ」と言ったからであるとか。ビルの奥さんの話も出てきたりというのも意外だし、コーヒーの話もよく出てきてビルはコーヒー好きなようだ。 ロックビジネスの裏側が垣間見える記述もある。ビル自身が自分の性格はキツイと自覚しているとわかる記述もある。 残念なのは本書の翻訳が拙い。アマゾンでのレビューでも指摘されている。「太陽と戦慄」を「太陽と旋律」と誤訳(というより誤植)している部分もある。クリムゾン関係の文面ではあってはならないことであり、ちゃんと更正されていないことが露わ。翻訳という仕事は大変というのはわかるが、訳文に起伏がなく平坦な印象を受けるのと主語がわからず文章の意味がいまいちわからないところがあり読みづらい箇所があるのが難点。 しかし、ビルブルフォードについて音の作品以外のところから情報を得られるという意味で、またビルがイエス、クリムゾンなどのバンドをどう考えていたのかがわかるものとして価値のある書物と思う。

30ラロッカ さん | 兵庫県 | 不明

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