シングル、“ザ・ドラウナーズ”で華々しいデビューを飾ったスウェードは時代の寵児として熱烈な歓迎を受けるのであった。デビュー・シングルから英インディ・チャート初登場1位を記録。しかも5週間連続1位の偉業を成し遂げる。続く93年発表のデビュー・アルバム、スウェード(Suede)も当然の如く初登場1位を記録した。同性愛、近親相姦などアブない歌詞が話題となるが一番の衝撃はサウンド面にあった。グラム色バリバリのねっとりとしたいやらしいブレットのヴォーカル、それに絡みついて離れない美しいバーナードのギターは冒頭でも触れたようにモリッシーとマー以来のコンビとしてこれ以上ない賛辞を送られたのであった。翌94年、音楽的にも著しい成長を見せたセカンド・アルバム、ドッグ・マン・スター(Dog Man Star)を発表するがバンド間の軋轢と方向性の違いによりバーナードはここでスウェードを脱退している。