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Gelosia! : Philippe Jaroussky(Ct)Ensemble Artaserse

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
5419799871
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


フィリップ・ジャルスキーの新作は、
嫉妬に揺れる18世紀イタリアのカンタータ。世界初録音を含む決定盤として登場!


カウンターテナー界を代表するフィリップ・ジャルスキーによる、古楽アンサンブル「アンサンブル・アルタセルセ」とともに取り組んだアルバム『Gelosia!(嫉妬!)』。本作は、18世紀に隆盛を極めた室内カンタータの世界を掘り下げる内容で、特に台本作家ピエトロ・メタスタージオによる詩「La Gelosia(嫉妬)」を用いた2つのカンタータに焦点を当てています。
 作曲はナポリのニコラ・ポルポラ(1746年作)とヴェネツィアのバルダッサーレ・ガルッピ(1782年作)。いずれもこれまで録音のなかった作品で、今回が世界初録音。
 ジャルスキーは本作について、「オペラの制約から離れたカンタータでは、作曲家がより自由に、個人的な感情を表現している」と語っています。ポルポラの作品では、華麗な三連符や装飾音に満ちたギャラント様式の美が光り、ガルッピのカンタータはより古典的で簡潔な様式の中に繊細な表現が息づいており、それぞれのレチタティーヴォとアリアは、嫉妬に苦しむ人物の内面を豊かに描き出しています。
 さらに本アルバムには、ジャルスキーがこれまで数多く歌ってきたヴィヴァルディ、ヘンデル、アレッサンドロ・スカルラッティの名カンタータも収録され、カンタータの黄金時代を代表する作品が並んでいます。ジャルスキーはA.スカルラッティを「室内カンタータの巨匠」と称し、ヴィヴァルディの作品については「感情の波を描く傑作」と絶賛。ヘンデル作品では声とフルートの対話が官能的な魅力を放っています。知られざるカンタータの名品を現代に蘇らせると同時に、バロック声楽の心理劇の魅力を凝縮した注目作であり、フィリップ・ジャルスキーならではの繊細かつ劇的な表現とともに、18世紀の「嫉妬」への情熱が鮮やかに息を吹き返します。

※ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・歌詞訳・帯付き。(輸入元情報)

【収録情報】
1. A.スカルラッティ:カンタータ『静かな影と太陽よ』
2. ヴィヴァルディ:カンタータ『お願いだ、もう止めてくれ』 RV.684
3. ポルポラ:カンタータ『許しておくれ、愛しのニーチェ』
4. ヘンデル:カンタータ『私の胸は騒ぐ』 HWV.132c(フラウト・トラヴェルソ版)
5. ガルッピ:カンタータ『ジェロジア』(独唱と器楽による)

 フィリップ・ジャルスキー
(カウンターテナー)
 アルタセルセ(器楽アンサンブル)

 録音時期:2025年2月5-11日
 録音場所:フランス、ロワイモヨン修道院(図書館)
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 世界初録音(3,5)

 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・歌詞訳・帯付き。(輸入元情報)

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それぞれの作品が共感を持って演奏されてい...

投稿日:2025/12/02 (火)

それぞれの作品が共感を持って演奏されている。声の通りが素晴らしく、高音の張りや低音の響きなどが、やはり男声であることを認識させる。長調短調取り揃えた選曲も妙である。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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