クリスティの名盤、啓蒙主義時代の珠玉のフランス声楽作品
クリスティが主宰するアカデミー「声の庭」に参加している選ばれし若手声楽家たちによる、啓蒙主義時代のフランスの声楽作品へのいざない。後のフランス・オペラの世界の原点を見るような内容です。
2002年にレザール・フロリサンが始めた声楽家のアカデミー「声の庭」は2年ごとに開催され、毎回250〜300人が応募する中から6、7人が選ばれます。彼らはクリスティが実際にフランスで住んでいる城館に住み、徹底的に訓練を受け、その後レザール・フロリサンと共に世界の舞台を経験するという夢のようなアカデミーです。この演奏はその6回生たちによるものです。第7回生は2016年10月に来日し、「イタリアの庭で」と題した公演で絶賛されました。(輸入元情報)
【収録情報】
● ラモー:「イポリートとアリシ」から
● ラモー:「エベの祭典」第1アントレ「詩」から
● ラモー:「ダルダニュス」から
● ラモー:「優雅なインドの国々」から
● ラモー:カノン「笑いから離れ」
● ラモー:カノン「起きろ、際限なく寝る奴め」
● ドーヴェルニュ:「死に行くエルキュル」から
● ドーヴェルニュ:「ヴェネツィアの女」から
● カンプラ:「優雅なヨーロッパ」第2アントレ「フランス」から
● モンテクレール:「ジェフテ」プロローグから
● ラコ・ド・グランヴァル:カンタータ「何もない」
● グルック:「改心した酒飲み」から
ダニエラ・スコルカ(ソプラノ)
エミリ・ルナール(メゾ・ソプラノ)
ベネデッタ・マッズカート(アルト)
ザカリー・ワイルダー(テノール)
ヴィクトル・シカール(バリトン)
シリル・コスタンツォ(バス)
レザール・フロリサン
ウィリアム・クリスティ(指揮)
録音:2013年3月29-31日、パリ(デジタル)