『バッハ以前のトーマスカントル』　Ｌ．ベーメ＆ジョスカン・デ・プレ室内合唱団

『バッハ以前のトーマスカントル』

ライプツィヒ聖トーマス教会の芸術監督を務めた代々のカントールから、バッハ以前の７人、１３曲の作品を収録。学術的にも貴重なアルバムで、音楽の成り立ちを考える上でも興味深いアルバムです。（arbre）

　カントールを勤めた時期は下記のとおりです。
　1594-1615年：セトゥス・カルヴィジウス[1956-1615]
　1615-1630年：ヨハン・ヘルマン・シャイン[1586-1639]
　1631-1657年：トビアス・ミヒャエル[1592-1657]
　1657-1676年：セバスティアン・クニュプファー[1633-1676]
　1677-1701年：ヨハン・シェレ[1648-1701]
　1701-1722年：ヨハン・クーナウ[1660-1722]
　1723-1750年：ヨハン・セバスティアン・バッハ[1685-1750]

【収録情報】
1.　カルヴィジウス：自然の摂理に逆らって
2.　シャイン：我らに平和を与えたまえ
3.　ミヒャエル：深き苦しみの淵より
4.　シェレ：来たれ、イエス、来たれ
5.　クーナウ：私の魂は死ぬほどに悲しい
6.　バッハ：われらみな唯一なる神を信ず
7.　バッハ：キリエ（ミサ曲ト長調 BWV.236から）
8.　クーナウ：Ach Gott, wie lasst du mich erstarren
9.　クニュプファー：わが神よ、わが魂は私のうちにうなだれ
10.　シャイン：神よ、御慈しみによりて
11.　クーナウ：Gott hat uns nicht gesetzt zum Zorn
12.　ミヒャエル：Unser Trubsal, die zeitlich und leichte ist
13.　カルヴィジウス：来たりたまえ、創造主なる聖霊よ

　ジョスカン・デ・プレ室内合唱団
　ルートヴィヒ・ベーメ（指揮）

　録音時期：2012年5月29-30日、7月4-5日
　録音場所：ライプツィヒ
　録音方式：ステレオ（デジタル）
　3,9-13：世界初録音