坂下忠弘/HEROism
耳とこころを揺さぶる、柔らかい歌声。坂下忠弘デビュー!
坂下忠弘は桐朋学園声楽家卒で、二期会所属のバリトン歌手。第9回中田喜直記念コンクール第1位に輝き、これまでにオペラや声楽界で活躍しています。
この待望のデビュー盤では、クラシックや日本歌曲はもとより、スコットランド民謡、フォルクローレやシャンソンなど幅広いレパートリーを披露し、冒頭のスコットランド民謡からラストの『花は咲く』まで、まことに多彩な表現と曲調の変化で、聴き手の耳を楽しませてくれます。その柔らかく包み込むようなバリトンの美声は、どのような世代の方の心根にも響くに違いありません。(EXTON)
【収録情報】
● スコットランド民謡:わが愛は真紅の薔薇のように
● フォーレ:ひそやかに op.58-2
● フォーレ:わたくしたちの愛 op.23-2
● アーン:クロリスへ
● プーランク:美しき青春
● プーランク:セレナード
● ウイリアムズ:屋根の上の空
● ラミレス:アルフォンシーナと海
● コズマ:枯葉
● ピアソラ:言葉のないミロンガ
● 木下牧子:夢見たものは・・・・
● 木下牧子:さびしいカシのき
● 中田喜直:カーネーションによせて
● 中田喜直:悲しくなったときは
● 菅野よう子:花は咲く
坂下忠弘(バリトン)
江澤隆行(ピアノ)
録音時期:2015年5月27-29日
録音場所:東京都、三鷹市芸術文化センター
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
【坂下忠弘(バリトン)】
桐朋学園大学音楽学部声楽科卒業。同大学研究科3年修了。第53期二期会オペラ研修所マスタークラス修了。第9回中田喜直記念コンクール大賞(第一位)及び中田喜直賞受賞。その他多数受賞。
モーツァルト:レクィエム」、フォーレ:レクィエム等にソリストとして出演。オペラでは、モーツァルト『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、メノッティ『電話』ベン、サン=サーンス『サムソンとデリラ』アビメレク、リヒャルト・シュトラウス『アラベラ』マンドリカなどで出演。また三木稔『じょうるり』与助を演じるなど、邦人作品にも意欲的に取り組んでいる。2012年3月、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト『蝶々夫人』にヤクシデ役で出演。また同年秋にサントリーホール主催、ワルター・ギーガー作曲『夕日の耳』〜室内オペラと能舞が織りなす幽玄の世界〜では能舞とのコラボレーションオペラでは主演2役を演じ、絶賛を博す。
巨匠ピアニスト、ダルトン・ボールドウィン氏に「極めて稀であるが、フランスのエスプリと音楽と声を併せ持って生まれた歌手」称賛をうけ、フランス・ニース国際音楽アカデミーをスカラシップにより参加しディプロムを取得。2012年、2013年秋にはDalton氏とコンサート「Faure& Schumann in Tokyo」「Poulenc in Tokyo〜プーランク没後50年〜」などに出演。
2014年9月に、日本の代表的なシンガーソングライターである尾崎亜美がプロデュースする4人組男性声楽ユニット「La Dill」のメンバーとしてメジャーデビューを果たす。クラシックとJ-popをクロスオーバーさせたミニアルバム『匂い立つ風』が日本クラウンレコードよりリリースされている。シャネルピグマリオンデイズ コンサート2012アーティスト。(EXTON)
男声ユニットLa Dillのメンバーとしてクロスオーヴァーの分野でも活躍するバリトンの坂下忠弘。デビューCDでもクラシックに止まらずシャンソンやサンバまで歌う。良く伸びる美しい声を生かした歌唱は自然で耳に心地よい。今後の躍進が期待される逸材だ。(彦)(CDジャーナル データベースより)