CD

CLOCK

BOYS END SWING GIRL

基本情報

カタログNo
:
VAA88003
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

2010年に結成された、千葉県出身の4人編成バンドによるミニ・アルバム第3弾。時に疾走感にあふれ、時に胸をキュンとさせながら、葛藤や焦燥感、淡い恋心、希望など等身大の想いを内包するキャッチーなナンバーが展開される。せつなく響くハイトーン・ヴォイスにハッとさせられる。(亜)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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聴かせる。 そして、惹きこませる。 前...

投稿日:2018/01/08 (月)

聴かせる。 そして、惹きこませる。 前作も素晴らしいと思ったが、今回はそれを軽く超えてきた。 リードナンバー「リレイズ」からそれを感じさせる。 疾走感がありながらメロディアスに感じさせる哀愁。 この哀愁は自分の中で抱えていた迷い、疾走感はそれを払拭しようとする決意。 それらが歌となって響き渡ることで、想像を超える熱さと強さを感じさせてくれる。 そのあまりの素晴らしさに鳥肌が立ったくらいだ。 配信でリリースされていた「ストライド」もアルバムの中では聴き逃せない。 「リレイズ」と近いテーマだが、ここまで歩いてきた道が間違っていないか不安になって立ち止まりそうになっても、まだ諦められないと必死に歩みを進めようという感情が滲み出るような静かで熱い楽曲。 メロディも繊細で、聴いていると綴られた思いがすっと心に入ってくるようで、自然と頑張ろうという気持ちにさせてくれる。 歌詞を一度も繰り返していないことからも、この楽曲に詰めに詰め込んだ熱い想いが伝わるだろう。 この2曲だけでも十分過ぎるないようだが、こんなものでは終わらせないのが彼らだ。 「ひだまりのきみに」の丁寧に綴られた詩とメロディに癒させるし、「誰も知らない」の混沌とした世界観を焦燥感を持ったスピードで静かに駆け抜けていく楽曲では、巧みな演奏と構成で聴く人の心を掴んで離さない。 あまりの充実の内容に時が経つのを忘れてしまうほど聴き惚れてしまう。 間違いなく最高傑作と言える一枚だ。

micarosu さん | 静岡県 | 不明

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