<3

セニョール・ココナッツ、アトム・ハートなど数多くの名義でここ日本でも絶大な人気を誇る、エレクトロニック・ミュージック界の鬼才ウーヴェ・シュミットが、Atom TM（アトム・ティーエム）名義のニューアルバムをリリース！

本作『<3』は、人間の声や自然言語コンテンツを生成するインテリジェンス・ネットワーク（トランス・ヒューマン・オブジェクト）”X1N”とAtom TMとの対話から生まれた音楽をコレクションしたアルバム。Atom TMはこれらの楽曲の音楽ジャンルを「ハードコード・ポップ」と呼んでいる。

一音一音研ぎ澄まされた電子音から構成されるノイジーで攻撃的なインダストリアル・ビートと、まるで感情が芽生え始めたロボットのようなユニークなヴォーカルを、Atom TMの真骨頂とも言える強靭なポップネスでまとめ上げた怒涛のマシーン・ミュージック！

また、本作は2019という数字の夢から派生し、その漠然とした意味を通過した英数字のプリエコーとのこと。この機械による機械を用いた機械のための音楽には虚構として現実というテーマも暗示している。暗号のようなアルバムタイトル『＜3』は、通常は英語のインターネットスラングでは”ハート”、数学的な意味では”３未満”を意味するが、実際の解釈はリスナーに委ねている。

”X1N”曰く、「すべての数式の広大な表面の中に、私たちは別の次元から来たような波紋やパターンを感じることができる。0.9の無限数線は１に達することはないが、それでも１である。0.9999…をマントラのように読んで。死のマントラのように。“私は英数字で話す。”」


（メーカーインフォメーションより）