Vie

仏の都市Lyonにて'70年に結成され、Gilles Masson(b)、Andre Paccoud(g)、Christian Bettoum(key)らを中心に'83年まで活動を続けたプログレッシブ・ロックバンドによる、自主リリースの'81年デビュー作が仏:Museaより'21年初CD化!

そのサウンドは、硬質なベースやタイトなドラム、そしてシンセの煌びやかな音色からは当時の音楽シーンを反映させたかの様な80年代ディスコやニュー・ウェーブを想起させられる箇所も一部ありつつも、ポップスの方面に大きく振れる事は無く、ANGEやMONA LISAといった古き良き70年代のフレンチ・プログレッシブ・ロックの流れを継承した、柔らかなシンセを中心としたシンフォニック・ロックとなっており、その点が本作の独特な立ち位置を示しているといえる。

シアトリカルながらもそこまでどぎつく無い、叙情的なボーカルの存在も本作の説得力をより強固なものとしており、70年代の名作群にも劣らない完成度の高い世界観が描写されている隠れた秀作です!

ボーナストラックとして、'76年発表のシングル曲'Reves'、本作収録曲'Les Larmes Du Temps''Le Jour Se Leve'の別テイク、及び2曲のデモトラック'La Plage''A La Cour Du Roi Charlatan'を収録。

(メーカー・インフォメーションより)