Product Details
ISBN 10 : 4909116494
Content Description
季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 ネガティブ感情にどう向き合う?
やった後悔 やらなかった後悔
ネガティブ感情の中でも、「後悔」は異色の存在です。
次の方向を示唆する要素が含まれること、
年代によって意味や働きが変わっていくこと、
「依存」とも深くかかわっていること‥。
セッション 1 5歳児は、「後悔」を知らない【小宮あすか】
セッション 2 戻れない選択を前にして【塩ア麻里子】
セッション 3 重すぎる「後悔」と向き合うには【岩壁茂】
◆『赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア』ついに続章!
トラウマ体験を生きのびて、人生を歩いていく私たちの物語
【白川美也子】
本誌連載から生まれた書籍『赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア』は、多くの方々に読まれているロングセラーです。発行から9年あまりが過ぎた今年の夏、著者の白川美也子先生からメールが届きました。赤ずきんたちの物語が、再び動き始めたのです。
◆《連載》歴史を学び歩く
その当たり前は、どう創られてきた?【風間暁】
6 家族機能とアディクションー依存症業界にまかれた数多の種
「伝説の人」斎藤学氏のもとを、風間暁が訪ねた。事前に信田さよ子氏からは「素手でぶつかったほうがいい」とのアドバイスが。
家族システム、嗜癖、共依存、AC、虐待、トラウマ――この〈業界〉に数々の種を蒔いてきた斎藤氏が、これまでを振り返って語ったこととは。
◆町亞聖さんインタビュー
母の死を受け入れず 父は酒を飲み続けた
アナウンサーの町亞聖さんは、高校生の頃に母が倒れて以来、家事全般を引き受けてきたヤングケアラー。
テレビで華々しく活躍する一方、帰宅すると母の介護に追われる日々が続く。10年間の介護の末に母が亡くなったあと、待っていたのは父のアルコールの問題だった‥。
◆実名顔出し報道をめぐって
「薬物報道ガイドライン」から8年【荻上チキ】
今年8月、「依存症問題の正しい報道を求めるネットワーク」が、TBSに申し入れを行なった。大麻の所持使用容疑で大学生が連行される映像を、実名入りで何度も流したためだ。
こうした報道は、なぜ繰り返されるのか――。「薬物報道ガイドライン」作成の立会人でもある荻上チキ氏が寄稿。
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