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ガラスの鐘の下で アナイス・ニン作品集

A.ニン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877990381
ISBN 10 : 4877990380
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

白い炎、赤い炎。情熱と内省、官能と孤独がとけあう謎のひと。愛に生きた希有な20世紀の女性作家アナイス・ニン。その作品13編を収めた作品集。第2部として、アナイス・ニンについてのエッセイも掲載。

【著者紹介】
中田耕治 : 1927年、東京に生まれる。戦後、最年少の批評家として文壇に登場し、『ショパン論』『ゴーゴリ論』などを著す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いやしの本棚

    「ガラスの鐘」という表現に、どうしても『ベル・ジャー』を書いたシルヴィア・プラス、あるいはアンナ・カヴァンを想起してしまうのだけど、ニンは彼女らとは決定的に違うと感じる。たしか荒俣宏氏が使っていた言葉に、アウトサイダーとアウトカーストというのがあり、ニンはアウトサイダー(自ら社会から外れた人)、プラスやカヴァンはアウトカースト(生まれつき疎外されている人)ではないかと思えた。「ガラスの鐘」「私たちは白玉楼中のひと」というイメージは、自ら飛び出した人だからこそ選ぶ言葉ではないか。

  • あ げ こ

    触り難く、近寄り難く、侵し難い。あまりにも繊細で、綺麗で、複雑で、重層的で。怖い。あまりにも鮮やか過ぎる。透明過ぎる。深遠過ぎる。何もかもを見透しているかのよう。何もかもを知っているかのよう。痛みを、苦しみを、葛藤を、悦楽を、あまりにも鮮やかに映し出し過ぎる。無影響でいる事など出来るはずもない。既に慣れ親しんだものを語るようなその綿密さ。それこそすべてを、ひとまずは受け入れて来たのではないか、と思う。己が身を以って感じ、具に調べ、幾度となく試み、研磨し、作り変え、自らのものにして来たのではないか、と思う。

  • にんにん

    パリ辺りのアンニュイな芸術家気取りな暮らしを金井美恵子が書くと、こんな作品になるのかも。金井ほど過度な表現ではないが、知る限りの詩的な語を駆使し、その存在が如何なるものからの影響を超越しているといわんばかりの世界を誇示している。豊かな表現力、独特の世界観、男女の性愛を超えた価値観の提案。もし、私生活が著名な人々とのスキャンダルに満ちていなければ、彼女の才能は、もっと早くに大きな評価を受けただろう。本の半分以上は翻訳者達の熱狂的なアナイス・ニンの讃辞。紫の文字と五木玲子氏の絵が、作品の世界をよく伝えている 

  • mejiro

    「ハウスボート」「すべてを見通すもの」がおもしろかった。第二部を読んで著者は豊かな資質に加えて先見の明も持つ人だったとよくわかった。簡単には抜け出せない、多彩な迷宮のような人だと思った。装丁が美しい。

  • (^-^)v

    独特の世界観-E

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