カリフォルニアのスカコア・バンド、8カラカスがアトミック・ファイアーと契約し、サード・アルバムをリリース!トランペットやトロンボーン奏者を擁する彼らの奏でるスタイルは、マリアッチやクンビアといった中南米の音楽とヘヴィ・ミュージックの融合という、まさに21世紀の新世代メタル!
8カラカス(オチョ・カラカス)は、カリフォルニアのスカコア・バンド。彼らの名前を聴いたことがある人は、そう多くないかもしれない。だが結成は03年と、その歴史は20年近くに及ぶ。これまでに『8 Kalacas』(12年)、『Kill the Radio』(14年)と2枚のアルバムをリリース。そしてこの度アトミック・ファイアー・レコードと契約を果たし、サード・アルバム『フロンテラス』をリリースすることになった。
そもそも「スカコアって何だよ」と思う人も多いだろう。彼らのサウンドを言葉で説明するとしたら、「システム・オブ・ア・ダウンの熱狂と、スリップノットのヘヴィネス、ソーシャル・ディストーションの爆発的なエネルギーを混ぜ合わせ、それを10倍増しにしてメキシコ風に演奏したもの」だ。余計意味がわからなくなってしまったかもしれないが、ヴォーカル2人にギター、ベース、ドラム、さらにトランペットとトロンボーンという7人編成の彼らが奏でる音楽は、とにかくヘヴィでアグレッシヴでキャッチー。マリアッチやクンビアといった中南米の音楽とヘヴィ・ミュージックの邂逅は、まさに新世代のメタルの響き。聴いているととにかく気分が高揚し、力が湧いてくる。パンデミックの暗い時代に光を灯す音楽だ。22年、8カラカスの名を聞く機会は多いことだろう。
日本語解説書封入/歌詞対訳付き
【メンバー】
セニョール・カラカ(ヴォーカル)
ヘッツェ(ヴォーカル)
アダム(ドラムス)
シック(ベース)
スティーヴ(ギター)
チョリース(トランペット)
ジョー(トロンボーン)
(メーカー・インフォメーションより)
米・カリフォルニア発のスカコア・バンド、8カラカスの3rdアルバム。トランペットとトロンボーンを擁するスタイルで、マリアッチやクンビアといった中南米の音楽とヘヴィ・ミュージックを融合させた“新世代のメタル”を構築した高揚感あふれる一作だ。(CDジャーナル データベースより)