Books

小田くん家は南部せんべい店

森美由紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198657772
ISBN 10 : 4198657777
Format
Books
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ひと口かじると涙がほろり。あなたの心を優しく癒すぽかぽか家族小説。さあ、焼くぞ。大切な人のために、そして自分のために。

【著者紹介】
〓森美由紀 : 青森県出身。2014年『ジャパン・ディグニティ』で第一回暮らしの小説大賞を受賞。2023年に「バカ塗りの娘」として映画化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 夢追人009

    青森県で昔から南部せんべい店を営む小田家の小学四年生・弘毅くんを主人公にした家族の物語。著者が泉谷しげるさんをモデルにしたという頑固な偏屈爺さん、よっしーのキャラが良いですね。弘毅くんも祖父の血を引いたのか偏屈ですが家庭の事情で一時不登校だった同級生の潤くんと知り合い二人で家業の南部せんべいを焼く作業に挑んで友情を深めていきます。笑い一杯の物語に突然の親しい人とのお別れや震災が影を落とす悲劇が明かされますが若い弘毅くんは強く生きて行きます。感動の物語を多くの方にぜひお勧めしますね。#NetGalleyJP

  • いつでも母さん

    良い作品と出会った。心がざわついてる今、じんわりと沁みた。南部せんべいは大好き。水飴を挟んで飴せんも好き。店主で祖父・よっしーが好い。家族経営の小田せんべい店を舞台にお仕事小説であり、小4の孫・弘毅の物語だった。色んな別れもあり切なかったりもする。そして、友情ってこの齢になるとちょっと照れ臭いけれど、鼻の奥がツンとして優しく温かい思いが溢れる。あぁ無性に南部せんべいが食べたくなっている。

  • ぶち

    読友さんのレビューに魅かれて手に取りました。 伝統の南部せんべい店を営む一家の人間ドラマ。 小学四年生の弘毅は、家族のこと、友達のこと、自身の生い立ちのこと、南部せんべいの店である家業のこと、それらについて少しずつ自分なりに考え、気づき、家族みんなに守られながら成長していきます。 幸せとはこの家族のような日常が続いていく事なのかもしれません。 家族の在り方、友情、伝統食や郷土食の将来… 良い物語を読みました。紹介してくれた読友さんに感謝いたします。

  • みかん🍊

    小学生の弘毅の家は南部せんべい店を営む祖父母、両親、姉の6人家族、祖父のよっしー77歳が手作りで焼くせんべいは人気でお店にはたくさんのお客さんが訪れるが、気難しい職人という感じではなく愉快で愛情深いよっしーがいい、弘毅も元気な少年ではあるが友人関係や家族に関する悩みもあり、せんべいを焼く事でほどけて行く事もある、南部せんべいはあまり馴染みがないが食べてみたいと思った。

  • タイ子

    僕の名前は小田弘毅、小学4年。青森県で家業は南部せんべい店。家族は祖父、祖母、父、母、姉。せんべい焼いて70年、今なお自動焼き機。一時不登校だった潤君とはひょんなことから親友みたいになって潤君はせんべい作りにめっちゃ興味津々。毎朝、仏壇にチーンするとか他に比べて鮮明なカラーの遺影写真が2枚ある理由が後で判ってくる。でも、何が判ったところで今の家族が僕の家族。優しい人に囲まれると幸せなんだよね。ほら、僕の物語を読んで泣いたり笑ったり忙しいそこのおばちゃん、いやお姉さん。南部せんべい食ってみな。うめえよ〜。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items