生死の覚悟 新潮新書

高村薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106108150
ISBN 10 : 4106108151
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p;18

内容詳細

ある作品を媒介に作家と禅僧が出会い、七年越しの対話が始まった。信心への懐疑、坐禅の先にあるもの、震災とオウム…はたして仏教は、人生のヒントとなるか。実存の根源的危機が迫る時代に、生死の覚悟を問う。

目次 : 第1章 生命と死の門―二〇一一年一月二十五日(黒衣のダース・ベイダー/ ふたつの「サンガ」 ほか)/ 第2章 坐禅の先にあるもの―二〇一一年一月二十五日(オウムに決定的に欠けているもの/ 懐疑の訓練 ほか)/ 断章(道元がたちあらわれるところ(高村薫)/ 運動する『正法眼蔵』(南直哉) ほか)/ 第3章 信心への懐疑―二〇一八年九月十三日(「住所不定住職」/ 「仏教の突破」 ほか)/ 第4章 生死の覚悟―二〇一八年九月十三日(震災文学の決定版/ 生死の覚悟 ほか)

【著者紹介】
〓村薫 : 1953年生まれ。作家。90年にデビュー。93年、『マークスの山』で直木賞受賞

南直哉 : 1958年生まれ。禅僧。青森県恐山菩提寺院代、福井県霊泉寺住職。84年に出家。2018年、『超越と実存』で小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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現代社会において生死の覚悟を持って生きて...

投稿日:2021/07/09 (金)

現代社会において生死の覚悟を持って生きている人が果たしてどれくらいいるだろうか。少なくとも私は全く出来ていないのですが、この本を読むといろいろ考えさせられます。緻密な描写を得意とする作家高村薫と禅僧南直哉との7年に渡る対話が1冊にまとめられています。正直宗教的考え方はあまり馴染まないのですが、そういう考え方もあるのだと思いました。

イック さん | 大阪府 | 不明

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