CD 輸入盤

新ウィーン楽派管弦楽曲集〜シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン カラヤン&ベルリン・フィル(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4793445
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

3 Classic Albums
新ウィーン楽派管弦楽曲集(3CD)
カラヤン&ベルリン・フィル


カラヤン指揮によるシェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンの作品集をオリジナルのジャケット・デザインで楽しめるセット。
 1974年に発売され、新ウィーン楽派の作品に対する最上級のアプローチと絶賛され続けたこれらの演奏は、現在でもその人気に揺るぎがありません。
 伝統的な音楽との決別を企図しながらも、結局は踏みとどまったという、一種の伝統継承者でもある新ウィーン楽派のスタイルに、カラヤンは華麗なダイナミズムともいうべき得意の手法で対応、大編成のベルリン・フィルの表現力を活かした見事な演奏に仕上げています。
 透明な弱音から強大で分厚い総奏まで捉えきったアナログ完成期の録音も実に優秀。カラヤン&ベルリン・フィル絶頂期とも言われる70年代ならではの、独特の豪勢で耽美的なスタイルにいっそうの磨きがかかった音楽を細大漏らさず聴かせてくれます。

【収録情報】


Disc1
● シェーンベルク:浄夜 Op.4(1943年弦楽合奏版)
● シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1973〜1974年
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc2
● ベルク:管弦楽のための3つの小品 Op.6
● ベルク:抒情組曲からの3つの楽章
● シェーンベルク:交響詩『ペレアスとメリザンド』 Op.5

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1972〜1974年
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
Disc3
● ヴェーベルン:パッサカリア Op.1
● ヴェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5(弦楽合奏版)
● ヴェーベルン:管弦楽のための6つの小品 Op.6
● ヴェーベルン:交響曲 Op.21

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1972〜1974年
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 1. Grave
  • 02. 2. Molto Rallentando
  • 03. 3. Pesante - Grave
  • 04. 4. Adagio
  • 05. 5. Adagio
  • 06. Introduktion. Mig, Ruhig
  • 07. Thema. Molto Moderato
  • 08. Variation I. Moderato
  • 09. Variation II. Langsam
  • 10. Variation III. Mig
  • 11. Variation IV. Walzertempo
  • 12. Variation V. Bewegt
  • 13. Variation VI. Andante
  • 14. Variation VII. Langsam
  • 15. Variation VIII. Sehr Rasch
  • 16. Variation IX. L'istesso Tempo; Aber Etwas Langsamer
  • 17. Finale. Mig Schnell

ディスク   2

  • 01. 1. Praeludium (Prelude)
  • 02. 2. Reigen (Round Dance)
  • 03. 3. Marsch (March)
  • 04. 1. Andante Amoroso
  • 05. 2. Allegro Misterioso
  • 06. 3. Adagio Appassionato
  • 07. Die Achtel Ein Wenig Bewegt - Zgernd
  • 08. Heftig
  • 09. Ciff. 9: Lebhaft
  • 10. Ciff. 16: Sehr Rasch
  • 11. Ciff. 33: Ein Wenig Bewegt
  • 12. Ciff. 36: Langsam
  • 13. Ciff. 43: Ein Wenig Bewegter
  • 14. Ciff. 50: Sehr Langsam
  • 15. Ciff. 55: Etwas Bewegt
  • 16. Ciff. 59: In Gehender Bewegung
  • 17. Ciff. 62: Breit

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総合評価

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以下は最新リマスターによるシングルレイヤ...

投稿日:2021/08/17 (火)

以下は最新リマスターによるシングルレイヤーSACD盤のレヴューです。 国内盤にしては珍しく一か月近くも発売延期になっていてやきもきさせられましたが、ようやく予告の発売日の前日に届きました。初期LP盤4枚組を購入して以来45年間(!)にCD化、そして一部エソテリックによるハイブリッドSACD化などを経て、ようやくカラヤン先生がモニター室で聴き、最終OKを出した音に近いものが聴こえてくるのではないかというレベルの音響に達したのではないかと考えます。演奏内容の凄さ、素晴らしさについては、他のレヴュー諸氏が書かれている通りですし、初出LPから今回のSACDにもそのまま転載されている柴田南雄先生による素晴らしい解説(これこそ本当の「ライナーノート」。昨今の、欧文も含めてとてもライナーノートとは呼べない類の貧相な「解説」とは比較を絶しております)の通りでありまして、今更なにも付け加えることもないですから、音質について申し上げます。従来のCD時代には総奏では団子状の音隗となってしまって聴こえなかった繊細な音の重なりが、SACD化によって綺麗にほぐされて聴き取れます。初期LPでも当時の再生装置の限界でやはり聴き取れなくて欲求不満であった部分がかなり解消されております。とくにペレアスの素晴らしさは筆舌に尽くし難いです。カラヤン先生が聴かせたかった音・・・それはこういう風だったんだと改めて思います。浄夜がエソテリックSACDで発売されたときもその素晴らしさに驚き、同時になんでペレアスをSACD化してくれないのだ?と不満でしたが、それも今回解消。浄夜に関しては、Dレンジの広大さなど、もちろん今回のSACD化も優れていますが、音そのものの華麗さ・豊麗さはほんの僅かですが、エソテリック盤の方が優位にあるような気がします。ポリーニのベートーヴェン後期などにおいても、この一連のユニヴァーサルSACDよりも音そのものの官能性というか豊かさはエソテリックに分があるような気がしますが、当然再生装置や環境の違いによって、私とまるで反対の感想を持つ方もいらっしゃるでしょうから、いずれにせよ、45年前の初出LPより少ない出費で(貨幣価値の変動を考慮すればさらに遥かに安価で)これだけの体験ができるのですから、ぜひLP・CD等すでにお持ちの方も、購入はご一考に値すると考えます。

John Cleese さん | 静岡県 | 不明

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このCDの解説書にも書かれているように、ま...

投稿日:2021/02/24 (水)

このCDの解説書にも書かれているように、まさに画期的なアルバム! 私はLP4枚組時代から愛聴しており、もちろんCDも持っている。 やはりCDの方が聴きやすいが、シェーンベルクのペレアスだけはLPの方が味がある。 あくまでも個人的な見解だが…。

マンボウ さん | 兵庫県 | 不明

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研ぎ澄まされた感性に裏付けられた、美学的...

投稿日:2010/11/06 (土)

研ぎ澄まされた感性に裏付けられた、美学的法則があって、書かれた楽譜を対象として解釈するというよりも、この美学的な法則が実現されているというような印象を抱きます。指揮者によって完全に統率された圧倒的な音楽、テオリア。このCDは、稀に見る、指揮者とオーケストラと録音技術のカップリングが最も巧く行った例だと思います。

dalinotumeato さん | 栃木県 | 不明

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