CD

宮田大 FIRST〜ドビュッシー:チェロ・ソナタ、ラフマニノフ:ヴォカリーズ、リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行、他

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MF25501
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

チェロ界の超大型新人
宮田 大/FIRST


チェロ界期待の超大型新人宮田 大の初アルバム「宮田 大/FIRST」がリリースされます。
 宮田 大は、若干25歳の将来を嘱望されるチェリストで、一昨年、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われるパリ市主催の第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで優勝し、世界からも注目される存在に一気に駆け上がりました。
 収録曲目は、ドビュッシーとR.シュトラウスのチェロ・ソナタ、ポッパーの「ハンガリア狂詩曲」とラフマニノフの「ヴォカリーズ」、そして最後は「くまんばちの飛行」でしめくくるという多彩な構成。すべて宮田大本人の選曲です。
収録したのは軽井沢大賀ホール。
 最近放映されたドキュメント番組「カルテットという名の青春」でもわかるように、宮田 大は多感な時期にヨーロッパに留学までしてカルテットに打ち込み、国際コンクール優勝後はソリストとしても世界の舞台を数多く経験してきただけに、すぐに大賀ホールの特性をつかみ、名前に負けないスケールの大きな音楽を奏でて、隅々までホールを鳴らしきっています
 使用楽器は、故齋藤秀雄(1902-1974)の愛器だったテストーレ(1746年製)、齋藤秀雄の直弟子や孫弟子に貸与されてきたチェロの銘器です。
 2012年1月には小澤征爾指揮水戸室内管弦楽団と共演するなど、オーケストラとの共演も数多く予定されています。

【ライナーノーツより】
 「チェロは技とか効果ではごまかせない楽器。かっこつければ、逆にダサい。あくまで地球の引力に逆らわず、自然に弾くのが一番です」。宮田の演奏の魅力は、本人の言葉がすべて言い表している。策を弄せず、作曲家の懐に飛び込み、心理や時代背景にも十分のアンテナを張り巡らし、感じたままを奏でている。2年前から共演を続けるピアニスト、柳原良輔とは「お互い刺激し合いながら自然と、同じ方向を目指せる」と、理想のデュオを究める。ポッパーやシュトラウスの冒頭を聴けば、ピアノの素晴らしさも納得できるはずだ。(池田卓夫=音楽ジャーナリスト・日本経済新聞社文化部編集委員)

【収録情報】
・ポッパー:ハンガリア狂詩曲
・ドビュッシー:チェロ・ソナタ
・R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 作品6
・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
・リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行

 宮田 大(チェロ)
 柳谷良輔(ピアノ)

 録音時期:軽井沢大賀ホール
 録音場所:2011年4月21日,22日
 録音方式:デジタル(セッション)

【宮田大プロフィール】
1986年栃木県宇都宮市に生まれる。
第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、同時に増沢賞(全部門を通じて最も印象に残った演奏)、徳永賞(チェロ部門最優秀賞)、岩谷賞(聴衆賞)を受ける。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツでは方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。
09年、4年に一度開催され、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われるパリ市主催の第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝という快挙を成し遂げる。
10年第20回出光音楽賞を受賞。第35回江副育英会奨学生。
出身地の栃木県での受賞歴も華やかで文化部門では初めての栃木県知事特別賞を受賞、栃木大使に任命される。
桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。'09にジュネーヴ音楽院を卒業、現在はクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソン氏に師事している。
これまでにチェロを宮田豊、倉田澄子の各氏に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメールカルテットのリチャード・ヤング、ジュネーブ音楽院でガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する。また、ミケランジェロカルテット、ジュリアードカルテット、ゲバントハウスカルテット、バルトークカルテット、上海カルテットなどに指導を受ける。Jupiter Quartet Japanのメンバーであり、CHE TRIOでも活動した。
16歳で小澤征爾指揮で協奏曲を演奏。サイトウ・キネンオーケストラに参加している。
室内楽では、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットや、日本を代表する演奏家と共演する。 ソロでは第22回〈東京の夏〉音楽祭、クロンベルグ・チェロ・フェスティヴァル、武生国際音楽祭、ベートーヴェン音楽祭(ボン)、イタリアのクレモナで開催された第1回「ヴィルトゥオーゾ」に招待される。サンクトペテルブルグでは数回音楽祭に参加し、日本の曲を初演する。
協奏曲をパリ管弦楽団、フランクフルトシンフォニエッタ、栃木県交響楽団、セントラル愛知交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団等と共演している。

内容詳細

シュトラウスの冒頭、自身に満ちた堂々たる弾き出しはとても25歳の青年とは思えない。内面を見つめるようにしっとりと語りかけるヴォカリーズから、一転して卓越した技術を縦横に披露する「くまんばちの飛行」。日本のチェロ界にすごい逸材が現れたものだ。(彦)(CDジャーナル データベースより)

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