CD

Maazel / Vpo Ravel, Stravinsky, Debussy & From New Year's Concert

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC34062
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

マゼール&ウィーンpoがBMGに残した5枚のCDからのベスト盤。特にラヴェルやドビュッシーは、同オケの希少な録音としても注目されるが、マゼールの冴えたタクト捌きによって、生々しいほどのリアリティを感じさせる鮮烈な快演に仕上がっている。(直)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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この中で「こうもりのカドリール」は初出か...

投稿日:2014/08/06 (水)

この中で「こうもりのカドリール」は初出か初回以来ではなかろうか。演奏はかなりオケ任せに近く、アクセント等を指揮者がちょっと味付けしたような感じだ。「ウィーンの市民」はあまり演奏されない曲だ。リズムが極端に固い場所と柔らかい場所を対比させ、市民の気質を強調しているところは興味深い。フランスものはマゼールならではの変態度満点だ。「まるでディズニーランドの音響」と(グラモフォンかディアパゾンに)評されたスペイン狂詩曲、テンポを自在に操った「ラ・ヴァルス」「ボレロ」はウィーン・フィルの適応力を如実に示したといえよう。かつてフィルハーモニア管とも録音していたが、新録音はふてぶてしいテンポ設定をしているので、マゼールがニヤニヤしながら指揮しているのが目に浮かぶようだ。「海」はさらに独自の解釈を押し出し、聴いたことがない「海」を聞かせてくれる。脱力しきった柔らかいフレーズから一転、阿修羅ごときフォルティッシモが襲い掛かったりマゼールの世界を堪能できる。ラヴェルでは管弦楽法を強調したようだが、ドビュッシーでは描写を強調したようだ。そう考えれば変態ではなく素直な解釈なんだろうが、実際に出てくる音は変態なんだからユニークのきわみだ。フランスものは間違いなく推薦、特薦だ。

宇野珍会長 さん | 埼玉県 | 不明

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