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Orchestral Works -Smetana, Suk, Novak : Vaclav Talich / Czech Philharmonic

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SU3822
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ターリヒ/スメタナ、スーク、ノヴァーク:管弦楽作品集

スメタナ、スーク、ノヴァークの比較的珍しい作品を収録。ことにノヴァークの『モラヴィア=スロバキア組曲』が傑作の名演で、なぜ知名度が低いのか不思議なほど。こういう作品になると、『わが祖国』同様、ターリヒの志の高い演奏が映えます。スメタナの『チェコの歌』も同様で、合唱もすばらしい出来栄えです。
 ヴァーツラフ・ターリヒは1883年モラヴィアのクロメジーシュ生まれ。作曲家であった父親に音楽を学んだ後、プラハ音楽院でシェフチークにヴァイオリンを師事します。卒業後はベルリン・フィルにヴァイオリン奏者として入団し、翌1905年にはオデッサ歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任します。この頃から頭角をあらわし始めたターリヒは指揮もするようになり、1908年にはリュブリャーナ・フィルの指揮者となります。しかし自分の専門技術と知識に満足していなかったターリヒは、1910年から1911年にかけてライプツィヒでニキシュやレーガーに師事して指揮法の研鑽を積み、1912年からピルゼン歌劇場の指揮者をつとめ、1918年にはチェコ・フィルに移り、1919年からは同オーケストラの首席指揮者に就任します。以後、22年間にわたってその地位にあり、チェコ・フィルを世界的なオーケストラへとパワーアップして黄金時代を築いた実績はあまりにも有名。その間、1931年から1933年にはストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、1935年からはプラハ国民劇場の音楽監督兼ねるなど、精力的に大活躍。
 しかし戦後はナチス占領下での言動が災いして戦犯容疑をかけられ逮捕、釈放後も指揮台に立てず、復帰は1946年9月。さらに1948年にチェコスロヴァキアに社会主義政権が樹立すると、ターリヒはプラハを離れ、スロヴァキア・フィルの首席指揮者を務め(1949〜1952)、1953年にはプラハ戻ってプラハ放送交響楽団の指揮者(1953〜1954)となり、1954年になるとようやくチェコ・フィルへの復帰を果たしています。しかし1955年以降はほとんど活動をせず、1961年3月16日に没しています。戦後のターリヒとチェコ・フィルの録音は、どれも貴重なものなのです。(輸入元情報)

【収録情報】
1. スメタナ:チェコの歌
2. スーク:組曲『おとぎ話』 Op.16(4曲)
3. ノヴァーク:モラヴィア=スロバキア組曲

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 プラハ・フィルハーモニー合唱団
(1)
 ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)

 録音時期:1954年11月(1)、1949年5月(2)、1953年6月(3)
 録音方式:モノラル

Track List   

  • 01. Talich, Vaclav - Tschechisches Lied (ceska Pisen)
  • 02. 1. Moderato
  • 03. Prague Philharmonic Choir - 2. Andante
  • 04. 3. L'istesso Tempo: Allegretto
  • 05. 4. Moderato
  • 06. 5. Moderato Maestoso
  • 07. Talich, Vaclav - Pohadka (ein Maerchen) Op. 16 (su
  • 08. 1. True Love Of Raduz & Mahulena & Their Sorro
  • 09. 2. The Swans & Peacocks Game: A La Polka
  • 10. 3. Funeral Music: Andante Sostenuto
  • 11. 4. Runa's Curse & Victory Of Love: Allegro Appas
  • 12. Talich, Vaclav - Slowakische Suite Op. 32
  • 13. 1. In The Curch
  • 14. 2. Among Children
  • 15. 3. The Amorous Couple
  • 16. 4. The Country Musicians
  • 17. 5. At Night

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ヴァーツラフ・ターリヒがスプラフォンに残...

投稿日:2022/08/18 (木)

ヴァーツラフ・ターリヒがスプラフォンに残した録音をCD化した、ターリヒエディション。 このCDは得意のチェコの作曲家の作品を復刻化したもの。 スメタナ『チェコの歌』スーク『お伽噺』ノヴァークの『モラヴィア=スロヴァキア組曲』を収録。 いずれもその作曲家のファンでも無ければ知られてない様な珍しい曲であるが、聴きやすい曲で悪くはない。 演奏はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団で、まだ国際化する前のローカルな音色と、充実した演奏が聴きどころ。 録音は年代相応と言った所。

レインボー さん | 不明 | 不明

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