19世紀から20世紀にかけてのポーランドにおける「オーケストラ作品」の歴史!
19世紀から20世紀にかけてのポーランドにおける「オーケストラ作品」の歴史を紐解くシリーズの第1弾。プログラムの冒頭を飾るのは、シマノフスキのピアノ作品「練習曲変ホ短調」のオーケストラ・ヴァージョン。パデレフスキが絶賛したと伝わるこのオーケストラ版、さらなる色彩感を感じさせる優れた仕上がりは要注目です。
パデレフスキやバツェヴィチ、ルトスワフスキに加え、なかなか名前を見かける機会の少ないシュテファン・キシエレフスキ[1911-1991]の作品の収録もポーランド音楽ファンにとって嬉しいポイントです。(輸入元情報)
【収録情報】
● シマノフスキ:練習曲変ホ短調 Op.4-3(オーケストレーション:グジェゴシュ・フィッテルベルク)
● パデレフスキ:弦楽オーケストラのための組曲ト長調
● バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための協奏曲
● キシエレフスキ:室内オーケストラのための協奏曲(1949年改訂版)
● ルトスワフスキ:クラリネット、ハープ、ピアノ、打楽器と弦楽器のための『ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)』
● ルトスワフスキ:室内オーケストラのための小組曲
シモン・エミル・パルルスキ(クラリネット)
ヴィトルト・ルトスワフスキ・プウォツク交響楽団
マレク・ヴロニシェフスキ(指揮)
録音時期:2020年12月
録音場所:ポーランド、プウォツク、カロル・シマノフスキ・コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)