Fandango! -Music for Guitar & String Quartet : Lofving(G)Consone Quartet

ファンダンゴ！〜独奏ギターと弦楽四重奏のための音楽

スウェーデン出身のギタリスト、レーフヴィンクの「Resonus」レーベルからの初のソロ・アルバム。レーフヴィンクはロンドン国際ギター・コンクールの覇者で、英国王立音楽大学やザルツブルク・モーツァルテウムで学んだヴィルトゥオーゾです。このアルバムで彼は18世紀から19世紀におけるギター音楽の様々な側面がわかる作曲家の作品を採り上げています。
　マドリード出身のアグアド[1784-1849]はソル[1778-1839]とギター・デュオを結成したことでも知られており、「ギター入門」を1825年に出版しました。フランス出身のコスト[1805-1883]もパリでソルから指導を受けた作曲家。ジュリアーニ[1781-1829]は19世紀のナポリで「ギターのベートーヴェン」と呼ばれた名手で、ヨーロッパ中で演奏活動を行いました。スイス出身のレゴンディ[1822-1872]の作品はショパンやメンデルスゾーンなどロマン派の影響を受けた美しい旋律が特徴です。そして、ボッケリーニ[1743-1805]の五重奏曲では、BBCRadio3のニュー・ジェネレーション・アーティスト2019-21に選出されたロンドンの期待のコンソーネ四重奏団と、日本人のプロのフラメンコ・ダンサー荒巻奈々子（カスタネット）を迎えての演奏です。（輸入元情報）

【収録情報】
1. アグアド：ファンダンゴと変奏 Op.16
2. ジュリアーニ：ソナタ・ブリランテ Op.15
3. コスト：秋の木の葉 Op.23
4. ソル：エチュード Op.31〜第10番（カンタービレ）
5. レゴンディ：序奏とカプリース Op.23
6. ボッケリーニ：ギター五重奏曲第4番ニ長調 G.448

　ヨハン・レーフヴィンク（ギター）
　コンソーネ四重奏団（6）
　荒巻奈々子（カスタネット：6）

　録音時期：2019年9月8-10,23日
　録音場所：Holy Trinity Church, Weston, Hertfordshire
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）