Silvia Marquez Chulilla: Chaconnerie

CHACONNERIE

スペイン、アラゴン州サラゴサで生まれ、ハープシコードとオルガンを学んだマルケス・チュリリャ。イベリアのチェンバロ協奏曲集でソリストを務めた彼女のソロ・アルバムとなるこの「CHACONNERIE」はシャコンヌ形式（定型の繰り返される低声部の上で、同じモティーフが次々を変奏されていくもの）で書かれた作品が集められた1枚です。スペインでは1600年頃からシャコンヌの存在が確認されたとされ、またイタリアでも幅広く流行していたとされており、このアルバムでもストラーチェやカベソンから、新しいところではリゲティやシエッラまで多種多彩なシャコンヌを聴くことができます。チュリリャの目の覚めるような鮮やかな技巧でお楽しみください。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ストラーチェ：チェンバロとオルガンのための様々な曲の森〜チャッコーナ
2. ロッシ：「ロマネスカ」によるパルティータ
3. カベソン：音楽全集〜「牛を見張れ」によるディフェレンシア
4. リゲティ：ハンガリーのロック（シャコンヌ）
5. ルイ・クープラン：組曲 ニ短調〜第7曲『シャコンヌ - La complaignante』
6. ヘンデル：シャコンヌ ト短調 HWV.486
7. スカルラッティ：トッカータ集 第1巻〜トッカータ第7番ニ短調「ラ・フォリア」
8. J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004〜シャコンヌ（モーテンセンによるチェンバロ編）
9. C.P.E.バッハ：スペインのフォリアによる12の変奏曲 Wq.118/9, H.263
10. シエッラ：モントゥノス第3番『コモ・コンガス』

　シルビア・マルケス・チュリリャ（チェンバロ）

　録音時期：2017年7月30,31日、10月13,14日　Auditorio Manuel de Falla, Granada, Spain