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殺人者はそこにいる逃げ切れない狂気、非

Shincho45

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101239132
ISBN 10 : 4101239134
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

屠られた者たちは、その刹那、眼前に何を見たのか。あの殺人鬼たちはどこへ消えたのか…。市民という仮面の下で、人間の業深き本性が嗤う。男と女の情痴殺人から、自壊していく家族の惨劇、どす黒い邪欲に溺れた鬼畜の凶行、さらに、ほくそ笑む凶徒の姿が見え隠れする未解決事件―。隣人が羅刹と化す恐怖、突然襲う不条理。「新潮45」誌上で大反響を呼んだ、傑作ノンフィクション集。

目次 : 第1部 「未解決事件」の死角で殺人鬼が息を潜める(「少年法」の闇に消えたうたかたの家族―西宮「森安九段」刺殺事件/ 切断された「二十七の肉塊」は何を語る―井の頭公園「バラバラ」殺人事件/ 覆せない「物語」、最重要容疑者は何故釈放された―京都「主婦首なし」殺人事件/ 「行きずりかストーカーか」、見過ごされた殺意―柴又「上智大生」殺人放火事件)/ 第2部 修羅たちは静かに頭を擡げ出す(「無期懲役」で出所した男の憎悪の矛先―熊本「お礼参り」連続殺人事件/ 切り裂かれた腹部に詰め込んだ「受話器と人形」―名古屋「臨月妊婦」殺人事件)/ 第3部 暗き欲望の果てを亡者が彷徨う(封印された「花形行員」の超弩級スキャンダル―埼玉「富士銀行行員」顧客殺人事件/ 警察を煙に巻いたホストと女子大生の「ままごと」―札幌「両親」強盗殺人事件/ 「自殺実況テープ」の出してはいけない中身―葛飾「社長一家」無理心中事件)/ 第4部 男と女は深き業に堕ちて行く(崩壊した夫婦の黒き情欲の陰で「微笑む看護婦」―つくば「エリート医師」母子殺人事件/ 「完黙の女」は紅蓮の炎を見つめた―札幌「社長令息」誘拐殺害事件/ 現場で「異常性交」をした二十歳の自爆と再生―世田谷「青学大生」殺人事件/ 「売春婦」ばかりを狙った飽くなき性欲の次の獲物―広島「タクシー運転手」連続四人殺人事件)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆいまある

    何で買っちゃったんだろ、って本が部屋の一角をなしてるので読み片付けた。これ、「殺人犯はそこにいる」と間違って買ったんだよね。間違うようねえ。そっくりだよね、タイトル(こっちが清水潔より先に出てます)。13件のえげつない殺人事件を、1990年代の週刊誌的好奇心剥き出しで毒々しく書いてある。死者への配慮などは何もなく、刺激的な書き方。今ならアウトだなあ。解説は岩井志麻子。

  • たぬきごんべい

    「殺人犯はそこにいる」と似た題名ですが、こちらは13個もの殺人事件を淡々と書かれてる本です。犯人が捕まった、犯人が捕まらない、犯人が捕まったのに無実となる、犯人が自殺した。ノンフィクションならではの期待する結末にはならなく後味は悪い。特に妻娘を殺害して自殺する松田雅夫は読んでも気持ち悪いが、自殺直前に吹き込んだ内容がYoutubeにアップされている。「死のカセットテープ」で検索すると出て来るが、気持ち悪いので私は聞いていない。★4.0

  • 坂城 弥生

    ノンフィクション

  • IRIE

    いやー。やっぱりノンフィクションは怖さが違う。私でも知っている事件もいくつかありました。犯人が見つからない事件も逮捕された事件も辛い。同じ血の通った人間なのだろうか...。1番印象に残ったのは社長一家無理心中事件。犯人の自殺までの実況テープは異様すぎてゾワゾワしました。

  • Mayumi Hoshino

    桜木紫乃「砂上」を読んで以来、気がつくと「人の不思議」について考えている。殺人における「何故?」って、究極の「人の不思議」なのではないかと本書を読んで思ったのだ。犯人が明らかなものもそうでないものも、犯人が何故かを語っているものもそうでないものも。例えば根底に怒りがあったとして、殺意には及ばない怒りと、一線を越えてしまった怒りとの間には、どんな差があるんだろう。とても計り知れないものを感じる。銀行行員が顧客を殺めた事件に特に悲しさを覚えた。

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