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絵が「ふるえるほど好き」になる Mayamaxxのロシアの名画と旅ガイド

MayaMaxx

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784568103557
ISBN 10 : 456810355X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Maya Maxx ,  

Content Description

ロシア・プーシキン美術館を訪れた画家MAYA MAXX。「描くのも見るのも好きなのは絵」と語る彼女が、1枚1枚の絵と向き合い、そこから生まれた言葉の数々がここに。彼女が見たロシアの風景なども紹介。

【著者紹介】
MAYAMAXX : 画家。1961年、愛媛県生まれ。1993年、初の個展「COMING AND GOING」を行い、MAYA MAXXとしての活動をスタート。1999年、2001年にラフォーレミュージアム原宿(東京)、2003年にはN.Y.でも個展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やっさん

    読友が貸してくれた本。タイトルの意味はよく分からんがとにかくすごい自信だ。MAYA MAXX氏が好きだというマティスの「金魚」はあまりピンとこないけど、画家の目を通した名画評がとても面白かった。ゴーギャンが一番手前の鳥をあえて抜いて描いているとか。形を詳細に描いていくことが行きつく先ではないとか。そうなると抽象画に行っちゃうんだよね…(行けないけど)プーシキン美術館に行ってみたくなりますな。日本はピンク、西欧はグレー、ロシアは茶色が混ざっているなんて感性も面白い。「絵の国」の住民になれたとかね。

  • ゆるり

    タイトルが字体ごといい。ふるえるほど好きな感覚がふるえるほど好き。その感じを味わうために、本を読み、絵画を観に行き、ライヴへ出かける。 ボナールのノルマンディーの夏についたコメントが素敵。「まるで描いているものがだんだん遠くにいってしまうような、フィルターが何枚もかかっていくような、これそのものがメルティングしていくような。ボナールの絵は、光に溶けていこうとしている。なにもかもが溶ける寸前。」とける寸前は一番きれい。

  • アコ

    堅苦しさゼロの名画紹介本。文体も軽く専門用語もない。わからない絵には素直にわからないと言う。とにかく絵が大好きな著者がその魅力を話したくてたまらない!という純朴さを感じる。昔からロシア好きなのでロシア美術・建築の項目がメインなのもうれしい。ロシア芸術ってみっちり詰め込み、なんだね。たしかにイコンもマトリョーシカもひと筆ひと筆みっちり。建築も窓縁まで装飾がみっちり。余白を与えずどんどん足していくその様は引き算を美とする日本の芸術とは対極かも。画家の感性っておもしろいなー!という目線・表現も魅力的。

  • chinayo

    2005年に出版された本。ロシアの美術館に画家である筆者が訪れるという内容。2024年現在と状況が全く違ってしまったが、ロシアにもいい美術館が沢山あるんだなと感じた。

  • おみか

    MAYAMAXXさん独自の感性と言葉で書かれてある。 絵は好きだけど、詳しいことわからないし・・・ と引け目に思ってたけど自分の感性でいいんだなぁって思えた。 日本は全てにうすいピンクがまじっている。 さくらの色なんだな・・・ってのにかなり納得。 絵を描く人の表現て素敵。

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