捕らわれの心 カササギの魔法シリーズ 2 モノクローム・ロマンス文庫

KJ・チャールズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403560521
ISBN 10 : 4403560520
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
277p;16

内容詳細

思いがけず貴族の地位を相続し、望みさえすれば英国最上階級の仲間入りをすることも可能となったクレーンだが、神出鬼没で超常能力を監視する審犯者として多忙を極める恋人・スティーヴンとの時間はつくれず、想いを募らせていた。そんなある日、そのスティーヴンからクレーンあてに助けを求めるメモが届く。ロンドンの貧困街で巨大な化けネズミがらみの殺人事件が起き、スティーヴンの属する審犯者チームがその調査に乗り出していたのだ―。カササギの魔法シリーズ、第二弾!!短篇「酒を巡る事件」も収録。

【著者紹介】
K・J.チャールズ : 著書は主に英国が舞台の歴史ロマンス小説で、大部分がクイアージャンル、そこに時折ホラーやファンタジーがまぶされている。主な作品に、摂政時代が舞台の「Society of Gentleman」三部作他、多数

鴬谷祐実 : 物語なら何でも読む雑読者兼翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • くたくた さん

    この2人この巻では冒頭から恋人同士なので、それはもう遠慮なく愛し合ってます。恋人をベッドの支柱に縛り付けて変態的にいたすことが、なぜ彼の中で崇拝することと同義になるのかよくわからないですけど。(^o^) クレーンはそれは細やかにスティーヴンを溺愛してます。今回とてもストレスフルで、緊張で細かく肩を震わせ気味なスティーヴンを細やかにフォローするクレーンは紛れもない紳士。で、今回もカササギ王の力を狙う輩がクレーンを狙いますが、そこはきっちりスティーヴンが防衛。でもこのお話、終始一貫してクレーンの恋文ですね。

  • きなこチロル さん

    【カササギの魔法シリーズ2】ルシアンは能力者スティーヴンとの関係を脅かされたり、スティーヴンから仕事の依頼をされ一緒に謎の巨大なネズミを追ったり、自分の身にも危険が降りかかってしまう!この時代では、同性愛は罪と見なされており、スティーヴンは仕事と恋の板挟み状態だったが、秘密を破りルシアンの友人を救った時は興奮した!スティーヴンの仕事仲間やメリックもいいスパイスになっている。少し進んだ二人は甘々でよき。番外編はメリックの過去が明かされて、悲しみをさらりと書かれていて味わいのある1冊。最終巻も楽しみ!

  • まきまい さん

    #丸善ジュンク堂に住んでみる2023冬エア開催で読んでました。 続きはあとで

  • 戦士フンデル さん

    一巻より更に面白くなってた!!事件自体もツイストがいくつもあって読み応えあったし、スティーブンの内面にもグッと踏み込んでるのがよかった。「自分から仕事を取ったら何も残らない」と恐怖するスティーブンの張り詰めた糸みたいな生き方が印象に残って、やはり愛すべき男としみじみ。今回仕事仲間が出てきたことで、スティーブンの深みが更に出てきてよかったなぁ。そしてやっぱりメリックさんいいですね〜。主人を罵倒しつつ、自由に幸せに生きてほしい。

  • きなこ さん

    同性愛が処罰される時代なので、外で腕を触れることすらギリギリ。密告のリスクもある。切ない。 そりゃあ、国を飛び出したくもなるよね。でも、義理堅い受けは仕事を捨てることもできず。ああっ……(好き)! そして、相変わらず仕事のときは攻めの剣であり盾でもある受け。最高。強い。 でもちゅっちゅしだすとにゃんにゃん。えぇ……もう、性癖の体現者? なんか変な翻訳になってるような気がしないでもない部分があったけど、原文読んだわけじゃないし、話がおかしくなってるわけじゃないし、いいや。 次で最終巻かー。楽しみ。

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