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ISBN 10 : 4122073723
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第一次世界大戦下で陸軍の機甲化を初めて提唱したイギリスの軍人・歴史家が、絶対主義時代下の制限戦争からナポレオン戦争、南北戦争、革命戦争を経て、悲惨な無制限戦争に至った二度の大戦までの経緯を分析する。また戦争の勝利のみに拘ったクラウゼヴィッツを批判、戦争の目的は早期決着・和平にあるとした異色の戦略論。
目次 : 第1章 絶対君主の制限戦争/ 第2章 無制限戦争の復活/ 第3章 ナポレオンの戦争/ 第4章 クラウゼヴィッツの理論/ 第5章 産業革命の影響/ 第6章 アメリカの南北戦争 一八六一‐一八六五年/ 第7章 モルトケ、フォッシュ、ブロッホ/ 第8章 壊滅的大決戦の根底/ 第9章 第一次世界大戦における戦争指導/ 第10章 レーニンとロシア革命/ 第11章 ソビエトの革命戦争/ 第12章 二〇年間の休戦/ 第13章 第二次世界大戦における戦争指導/ 第14章 平和の問題/ 付録
【著者紹介】
J・FC・フラー : 1878年生まれ。イギリス陸軍軍人、軍事思想家。第一次世界大戦で参謀将校を務める。1917年、カンブレ戦車突破戦、19年、敵の縦深陣地を攻勢する「一九一九年計画」を立案。戦後は陸軍省に勤務し、戦車の研究に取り組み『機甲戦』を発表、電撃戦の戦術理論を初めて構築するが、騎兵戦を主流とした上層部と反戦機運から受けいれられず左遷、33年に軍を辞職。その戦術は第二次大戦でドイツのグデーリアンによって実践された。66年没
中村好寿 : 1943(昭和18)年、広島県三次市に生まれる。防衛大学校卒業。防衛大学校助教授、米国国防大学客員研究員、陸上自衛隊東北方面総監部幕僚、ジョージア工科大学客員教授、防衛研究所主任研究員を経て、退官。現在、軍事アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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イプシロン
読了日:2024/05/02
富士さん
読了日:2023/06/27
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