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ISBN 10 : 4622072580
Content Description
進化の手が彫刻する、目に見えない意匠が見えてくる本。温度計や気圧計で測ることさえできる「延長された表現型」のあれこれ。生物がつくる体外構造物の例を取り上げ、その見事な構造や生理的性質を仔細に探る。
【著者紹介】
J・スコット・ターナー : ニューヨーク州立大学カレッジ・オブ・エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・フォレストリー(SUNY‐ESF)準教授。生物の生態と適応の生理学的メカニズムに専門的関心をもつ。たとえば、シロアリ塚のガス交換機能のようなコロニーのつくりだす生理機能、外温性動物の循環器系のつくりだす熱の流れ、卵を孵化させる親鳥と卵の系における熱の流れなどを生理学的次元で研究している
滋賀陽子 : 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。出版社勤務を経て、東京大学大学院理学研究科にて論文博士取得。同大学院総合文化研究科にて研究の後、翻訳に専念
深津武馬 : (独)産業技術総合研究所生物機能工学研究部門生物共相互作用研究グループ研究グループ長。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻教授(客員)。理学博士。専門は進化生物学、昆虫学、微生物学。昆虫類における多様な微生物との共生関係を主要なターゲットに設定し、さらに関連した寄生、生殖操作、形態操作、社会性などの高度な生物間相互作用をともなう生物現象について、進化多様性から生態的相互作用、生理機能から分子機構に至る研究を多角的なアプローチで展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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