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ブラックランド、ホワイトランド 論創海外ミステリ

H・c・ベイリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846022112
ISBN 10 : 4846022110
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

有罪と無罪の間で揺れる名探偵フォーチュン氏の苦悩。白亜の海岸で化石に混じって見つかった少年の骨。彼もまた肥沃な黒い土地を巡る悲劇の犠牲者なのか…。未来を切り拓く正義の裁きが下されるべき者は誰だ!

【著者紹介】
H.C.ベイリー : ヘンリー・クリストファー・ベイリー。1878年、英国ロンドン生まれ。オックスフォードのコーパス・クリスティ・カレッジ在学中に歴史小説“My Lady of Orange”(1901)を執筆し、英米両国で出版された。卒業後はロンドンの新聞社へ就職し、『デイリー・テレグラフ』紙で劇評を執筆、従軍記者や論説委員としても活躍した。1920年刊行の短編集『フォーチュン氏を呼べ』は、エラリー・クイーンが歴史的価値のある短編集をまとめた“クイーンの定員”に採用されている。1961年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • NAO

    肥沃な黒い土地と何も育たない石灰層の丘からなり〈黒い土地と白い土地はいつの時代も争いの種である〉と言われるイギリス南部の架空の村ダーシャー州コルスバリー。崖崩れが起きた白亜層から絶滅した象の骨に混じって10年ほど前に死亡したと見られる男の子の骨が発見されたことから、新たな事件が起こる。没落して土地を失う一方のアストン家とアストン家から黒い土地を奪ったトレイシー家の歪み合いに絡めたロミオとジュリエットのようなラブロマンスも織り込まれてはいるが、話の展開はもったりしているし、ラストの独断も予想通り。

  • maja

    英国南部、発掘に励む友人の招きで農村地を訪れたフォーチュン医師は退役軍人が見つけた「巨人の骨」のなかに人骨があるのに気がつく。どうやら10年前に行方不明になった地元の名家の少年らしい。架空の村コルスバリーを舞台に、土地を巡る古くからの因縁を軸にしたミステリで警察本部長の尊大な態度やいまいち考えが窺えない警視、それぞれ訳ある旧家、そしてその娘と息子のロマンスに絡む新参者の資産家など様々な謎の散らし方がみんな怪しくみえて読ませる。

  • スイ

    肥沃な“ブラックランド”と痩せた“ホワイトランド”で土地の争いが長年続く場所で、少年の骨が見つかり、居合わせた探偵フォーチュンが謎を解いていく、のだけど。 全然手掛かりがなさそうな序盤で、「要素が多すぎる!」と嘆くフォーチュン。 もう面白い。 皮肉や引用ばかりの鼻持ちならない奴だけども、読者としてはその発言も楽しかった。 結末は、私としては、それでいいの…?と思うのだけど。

  • ヨッシー

    新刊9冊目

  • しょう

    黒い土地と白い土地を巡る何代も続く争い。なんかいけすかない人達ばかりの登場だったな。ラストもガックシ💦何故?それで終わるの?と少し残念でした。

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