Books

本当の「頭のよさ」ってなんだろう? 勉強と人生に役立つ、一生使えるものの考え方

Takashi Saito

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416619322
ISBN 10 : 4416619324
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

勉強でも人生でも必ず役に立つ。一生使えるものの考え方が身につく本。

★装丁画・漫画:羽賀翔一(『君たちはどう生きるか』)

よく、「あの人は頭がいい」とか「自分は頭がよくないから」とか言いますよね。
その根拠はなんだろう?
きみは本当に頭がよくないんだろうか?

学校の授業さえきちんと受けていれば、「頭のよさ」は手に入るのだろうか? 
いえ、それだけでは、いじめや不登校など、人生におとずれる多様な困難に打ち勝つ「タフな頭」を鍛えることはできません。

「頭がいい」というのは、脳の「状態」なのです。
頭のいい人、よくない人というように、分けられているわけじゃない。
みんな、頭のはたらきのいい状態と、そうでない状態がある。
その「はたらきのいい状態」を増やしていけば、だれもがどんどん頭がよくなります。
頭がいい状態なら、目の前の問題を解くのはたやすいことです(勉強でも人生でも)。
頭のよさは、生きていく力、現実を変えていく力なのです。
それでは、「頭のいい」状態を増やしていくには、どうしたらいいのでしょうか?

学校にはなんのために行くの?
受験にはどう臨んだらいいの?
本はどう読めばいいの?
周りの人とはどうつきあえばいい?
この本では、さまざまな身近なテーマから、一生使えるものの考え方を身につけて、頭のよさを磨いていく方法を伝授します。

<概要>
第1章 本当の「頭のよさ」ってなんだろう?
⇒本当の頭のよさは「知(判断力)」「仁(誠意)」「勇(行動力)」でつくられる。

第2章 勉強するのはなんのため?
⇒勉強は、自分をいまよりもっと生きやすくしてくれる。 「知る」「考える」喜びが、人生にワクワクやイキイキを増やすんだ。

第3章 学校に行く意味ってなに?
⇒学校は、いろいろな人がいることを知り、人との接し方の練習をするところと思いなさい。

第4章 受験にはどんな戦術で立ち向かうか?
⇒受験は、自分の強み、自分らしい戦い方を見つけるチャンスだ。

第5章 本とどうつきあうか?
⇒本を友だちにしたら、きみは一生、ひとりぼっちじゃなくなる!

第6章 「好きなこと」への没頭体験、ありますか?
⇒好きなことにどんどんハマれ! 情熱の火種を燃やせ!

第7章 思春期は不機嫌でいてもいいと思ってる?
⇒ほがらかな人になろう。自分も他人も上機嫌にできる人になろう。

第8章 生きていくってどういうこと?
⇒いま、自分にできるベストを尽くせ! うまくいかなくても、道はほかにもある。それに気づけるのが、本当の頭のよさだ。

目次

第1章 本当の「頭のよさ」ってなんだろう?
第2章 勉強するのはなんのため?
第3章 学校に行く意味ってなに?
第4章 受験にはどんな戦術で立ち向かうか?
第5章 本とどうつきあうか?
第6章 「好きなこと」への没頭体験、ありますか?
第7章 思春期は不機嫌でいてもいいと思ってる?
第8章 生きていくってどういうこと?

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ

    「頭の良くなる本を貸してください」とか小学生マジで聞いてくるから。「頭がいい」ってどういうことなのかがよくわかる本。そして、よい頭を「何のために」使うのかまで書かれているところがいい[1.本当の「頭のよさ」ってなんだろう][2.勉強するのはなんのため][3.学校に行く意味ってなに][4.受験にはどんな戦術で立ち向かうか][5.本とどうつきあうか]速読のすすめ[6.「好きなこと」への没頭体験、ありますか][7.思春期は不機嫌でいてもいいと思ってる?][8.生きていくってどういうこと?]▽ふりがな有り。良本。

  • Carlyuke

    いい本だなあ。社会人なら分かる。うまく言語化されている。共感できるので読書途中で半引きこもりの子のいる友人にメッセージ送って勧めた。他の友人にも。中のほのぼの系のマンガもいい。あとがきの前あたりを読んでいるときに何故だか涙が出た。 時代精神なのか人間関係において「感じが良い」ということも大切っていう指摘も素晴らしい。 何って言ったらいいのかわからないが齋藤先生の役割がちょっとした社会の木鐸のような感じになってきたような。この使い方が合っているかな?間違っていたらゴメンナサイ。 皆さんにもオススメです。

  • たまきら

    自分がこの人は本当に頭がいいなあ、と思う人は、いつもにこやかでコミュニケーション能力が高く、言っていることに筋が通っていて、言動にブレがない専門知識を一般人にもわかりやすく説明できる人です。人によって定義は変わるかもしれないけれど、この本が言いたいことは「あなたはどんな風に生きていきたいのか?」ということと感じました。著者の言いたいことは太字で強調され、まとめられてもいます。見出しだけでも気づきがある一教育者によるやさしい促しの一冊です。

  • のり

    中高生向けに書かれているので、わかりやすく、スーッと入ってきて、あっという間に読了。なんで苦手科目も勉強しなきゃいけないの?どうして学校に行かなきゃいけないの?という中学生くらいから抱きがちな反抗的な疑問に対して、わかりやすく説明してくれている。中高生に読んで欲しい本だなぁ。

  • しろくま

    中学1年生に紹介。「なんのために勉強するの?」「やりたいことがない」と言う生徒が何人もいる。テストの点数がとれていればよいの!?もっといろんな経験した方がいいよ!と思ってもなかなか伝わらないと思ったので、この本を!面白味のない人間になってほしくない。目の前の勉強でいい点数をとるだけではなくて、様々なことに目を向けてほしいな。この本を読んで考えるきっかけになったらよいなと思います。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items