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身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生

齋藤孝 (教育学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140018934
ISBN 10 : 4140018933
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

身体文化の中心軸としての腰・ハラ文化に着目し、粘り強い腰とハラの構えを取り戻すことを提唱する。〈受賞情報〉新潮学芸賞(第14回)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    良いですね。 太極拳、ヨガ、能などの伝統的身体訓練、型の大切さ。 ”量質転化”(量がある程度に達すると質的変化が起こる)、南郷継正によると2万回、ですって。

  • Homo Rudolfensis

    ☆4.4 日本の足腰、息を活用する身体文化の衰退と再生方法について論じる本。3秒で吸い、2秒腹に溜め、15秒かけて吐く、という呼吸法がその訓練として良いそうですのでお試しあれ。子供の遊びに見る日本の足腰身体文化について、著者はかなりの紙幅をさいて言及しているのですが、これってサッカーである程度補える説はあるのでしょうか…?

  • これでいいのだ@ヘタレ女王

    特別な事は書いていないが その当たり前の姿勢、所作を身体が覚えられたら 自然と体幹も鍛えられメンタルも身体もしなやかな自然体になれるんだろうなぁ と感じた。やはり姿勢と呼吸だな。 若い整体師さんに 借りた本。

  • GELC

    斎藤先生の初期の代表作のひとつ。体を張った力作で、ページ数の割に読後感が非常に大きかった。特に、「技化」に関心を持ちながら読み進めた。型は高レベル者のパフォーマンスを凝縮したもので、全て理解する前に反復を求められることに意義がある。目安としては2万回繰り返すことで、無意識に動き方が沈殿してきて、技といえるものになってくる。柔道の吉田が、打ち込みを重視していたのは、ラケット競技で素振りを重視する考え方と重なるところがあり励まされた。修練を繰り返し、自分の癖を技に昇華させる段階を目指したい。

  • しまっち。

    日本語にいくつもある「からだ言葉」。「腑に落ちる」「腰が据わっている」「地に足がついている」等の言葉の感覚を、体で実感できるだろうか。そう問われると危うい。その感覚があったから言葉の方が後でできたと思うのだが、今、腰や腹への力の入れ方が分からないのだ。自分の中心となる腰、腹に「芯」を感じられないと、安心感が得られない。そして「および腰」「逃げ腰」「腑抜け」になってしまうのだ。すんごく納得してしまった。最近腰を痛めがちなので何か参考になるかと軽く読み始めたのだが、思わぬ収穫となった本であった。

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