図書館版 齋藤孝特別授業「銀の匙」 読書の学校 NHK100分de名著

齋藤孝 (教育学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140817674
ISBN 10 : 4140817674
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
128p;22

内容詳細

読書には、特別な力がある。あなたが絶望に苦しむときそれでも前へ進む力とは。著者・中勘助のメッセージを、齋藤孝が読み解く。

目次 : 第1講 「体験」をもとに作品を味わう(なぜタイトルは『銀の匙』なのか/ 作者の体験に寄り添って読む ほか)/ 第2講 日本語の面白さとは何か(ストーリーの面白さは二次的なもの/ 中勘助の日本語表現 ほか)/ 第3講 生き方の価値観を問い直す(『銀の匙』前篇と後篇の違い/ 文学に正解はない ほか)/ 第4講 現代社会で本を読むということ(読書で一人の時間を持て/ 人格は読書で培われる ほか)

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。NHKEテレ「にほんごであそぼ」の総合指導を務めるなど、子供の教育に力を入れている。著書に『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)、『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    『銀の匙』に続けて読む。最初に登場する銀の匙がスイッチとなり、次々に思い出が引き出されるのは、『失われた時を求めて』に似ているという指摘は、『銀の匙』の冒頭で思ったが、齋藤先生も同じだったらしい(でも私は単に知識で、プルーストは未読です。申し訳ない)。作品を通じて日本語のおもしろさを知ること、競争社会が求めるものとは別の、世界を美しいと感じる力、寛容さを大切にしたいという先生の熱い思いが伝わってくる。まさにそうだと思う。ただ、先生の推奨する、3色ボールペンで書き込みながら読むことだけは、勘弁してください。

  • あお さん

    直前に読んだ出口治明さんの本と、読書に対する考え方が違い、比較して楽しめた。いろんな考えの人がいる。『「サヨナラ」ダケガ人生ダ』が井伏鱒二が漢詩を訳した一節だと初めて知りました。敬天愛人が西郷隆盛の言葉だったということも…!斎藤孝さんの本は読みやすい。

  • 源次/びめいだー さん

    図書館版を読みました。面白かったです。

  • りんふぁ さん

    銀の匙、一人だとさらっと読み流してしまい、何が面白いのかサッパリわからなかったが、齋藤さんのが解説になり、もったいない読み方をしたと気付く。この齋藤さんの授業受けてみたいなぁ。できれば銀の匙片手に疑似授業で読むとより面白いだろう。

  • りんめい さん

    銀の匙を読んだ後にこの本を読んだ。いったい銀の匙のどこを味わっていたのかと思うほど、作品の良さを分かりやすく説明してくれた。また、銀の匙を超えて、読書の本質さえも学べた。

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