CD

Mandala Symphony, Bugaku, Symphonic Mood, Rumba Rhapsody : Takuo Yuasa / New Zealand Symphony Orchestra

Mayuzumi, Toshiro (1929-1997)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
NYCX57693
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

黛 敏郎:曼荼羅交響曲、舞楽、シンフォニック・ムード、ルンバ・ラプソディ

第二次世界大戦後の日本作曲界を代表する音楽家の一人、黛 敏郎。彼は日本国内で約250本もの映画音楽を担当しただけではなく、ハリウッドに進出し、ジョン・ヒューストン監督の『天地創造』(1966)の音楽ではアカデミー賞にノミネートされました。また数多くの音楽団体や文化団体の運営に携わり、1964年からは30年以上もテレビの音楽番組「題名のない音楽会」の企画と司会を務めるなど、メディアでの幅広い活躍で知られています。
 しかし彼自身の作品については、一部の有名作を除いて十分に紹介されてきたとはいえません。『シンフォニック・ムード』や、後にその一部に組み込まれ生前には演奏されることのなかった、ラテンのリズムが炸裂する『ルンバ・ラプソディ』などは、これが世界初録音となります。1958年の『涅槃交響曲』に連なる仏教(密教)の思想に触発された『曼荼羅交響曲』、彼の作品の中ではよく知られる『舞楽』も収録。どの曲も一聴すると異国風でありながら、じっくり聴くと日本人ならではの美意識が感じとれます。目を見張るばかりの鮮やかなオーケストレーションと、ふくよかな響きを生かした全4作品を湯浅卓雄の指揮でお楽しみください。
 片山杜秀氏によるオリジナル解説も読みごたえ充分です。解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.557693J]のブックレットから転載となります。(輸入元情報)

【収録情報】
黛 敏郎:
● シンフォニック・ムード (1950)
● バレエ音楽『舞楽』 (1962)
● 曼荼羅交響曲 (1960)(金剛界曼荼羅/胎蔵界曼荼羅)
● ルンバ・ラプソディ (1948)


 ニュージーランド交響楽団
 湯浅卓雄(指揮)

 録音時期:2004年8月23-25日
 録音場所:Michael Fowler Center, Wellington, New Zealand
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 輸入盤国内仕様(日本語解説付き)

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Comprehensive Evaluation

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ナクソスの日本作曲家選集のシリーズの一枚...

投稿日:2016/12/26 (月)

ナクソスの日本作曲家選集のシリーズの一枚で、黛敏郎の作品を集めた内容です。 湯浅卓雄指揮、ニュージーランド交響楽団の演奏で録音されています。 注目すべきは『ルンバ・ラプソディ』と『シンフォニック・ムード』でどちらも初録音、ルンバ・ラプソディに至っては世界初演という物。 良質な演奏を提供してきたニュージーランド交響楽団だけあり、演奏はどれも一定の水準を保った質の高い物で、曼荼羅交響曲のような何度も演奏された曲も、日本オケとは違う新鮮さがあって良いです。 録音、音質はナクソス品質、問題ありません。

レインボー さん | 不明 | 不明

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有名な曼荼羅交響曲や舞楽ではなく、知られ...

投稿日:2010/12/16 (木)

有名な曼荼羅交響曲や舞楽ではなく、知られていない2曲が嬉しい1枚。リズムや響きを楽しむことを第一に作られたのでしょうか、気分を楽しくさせてくれます。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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音源に乏しいかった佳曲が、入手しやすくな...

投稿日:2008/06/16 (月)

音源に乏しいかった佳曲が、入手しやすくなったことを歓迎します。日本ばかりでなく世界中で聴かれる機会が増えることを期待します。曲は適度にモダンで初めて聴く人でも楽しめると思います。演奏は規範としても申し分ない好演です。ただ、やっぱり「舞楽」の雅楽的表現や「曼荼羅」の東洋的雰囲気はかなりぎこちない。岩城/N響のほうがしっくりきます(西洋人には区別がつかないのかも)。ドイツ物にはドイツオケみたいな、お国物信仰を侮っていましたが、ネイティブには違いがはっきり分かってしまうものなのだと、実感させる一枚でありました。

123 さん | 京都府 | 不明

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