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ISBN 10 : 4779508819
Content Description
日常の信仰から国政まで指導するイスラーム法学者の実像に迫り、
宗教界との関係から現代イランの社会と国家体制の実態を捉える。
イスラーム法学者とは何者か。現イラン国家が宗教界とどのような結びつきを持っているのか、そのことがどのような意味を持っているのか、という点は、ほとんど無視されてきたといっても過言ではない。本書はその空白を埋めて、イランの政治・社会の実態を、宗教界との関係において明らかにする。宗教界との関係から見えた、イランの社会と国家体制の実態、そして変動の予兆。
[著者紹介]
1982年 奈良県生まれ。2005年 北海道大学文学部卒業。
2011年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。
現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。立命館大学非常勤講師。
主な著作に 『現代アジアの女性たち―グローバル社会に生きる』〔共著〕(新水社 2014年)、
「ハーメネイー体制下における法学権威と学知システムの変容―国家による宗教制度への政治的影響力をめぐる考察」(『アジア・アフリカ地域研究』第10巻1号 2010年)、
「ハーメネイー指導体制下における法学界支配の構造―ホウゼの運営組織改革と奨学金制度を中心に」(『日本中東学会年報』26巻1号 2010年)、
「近現代12イマーム派法学者の肖像―イラン・イラクにおける法学者の修学過程」(『イスラーム世界研究』第2巻1号 2008年)、他。
【著者紹介】
黒田賢治 : 1982年奈良県に生まれる。2005年北海道大学文学部卒業。2011年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)。立命館大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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