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豚のpちゃんと32人の小学生 命の授業900日

黒田恭史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623038336
ISBN 10 : 4623038335
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2003
Japan

Content Description

平成2年〜4年にかけて、大阪の小学校で、豚の飼育を通して教育を考え、命を見直そうとした実践が展開された。教育の現場で「命」をどう教えられるのか。答えを求め続けた900日間にわたる「命の授業」の記録。

【著者紹介】
黒田恭史 : 1965年、大阪に生まれる。大阪教育大学大学院修士課程修了。現在、仏教大学教育学部助教授。大阪府内の小学校勤務を8年、その後、仏教大学専任講師を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 読んでて辛かった。先生が言い出したのがきっかけで、クラスで豚を飼い始め、子供たちに世話をさせて可愛がらせたあげく、酷な決断を迫り、何度も何度も話し合わせ、なのに結局は先生が決めちゃう。食育だと綺麗にまとめているが、なんとなく先生の言動からは、急な思いつきで豚を飼い始め、もて余したから処分しちゃおう!というふうにしか感じられなかった。食育目当てに食肉センターを見学させるんなら、後々のこと考えれば、鶏を飼えば良かったのに。結局、前代未聞なことをやってみたかっただけだと思う。【コメント欄に追記有り】

  • ユー

    正解の無い答えに、ひたむきに向き合う先生と32人。やはりこういう題材は極端過ぎる位の賛否両論が湧いて来ますよね。「間違いでは無い」「正しい答えも無い」事を小学生の内に経験出来た事は、必ず良い糧になるでしょう。ただ、彼ら彼女らに「答え」を求めるのは、あまりにも酷かな、と思いました。

  • Yuichiro Komiya

    クラスで飼っていた豚をどうすべきだったかに関しては、自分の中でもくるくる考えが変わってうまくまとめることができない。哲学者でも解答できないような難問に、先生が最後に責任持って答えを出したのは、たとえ場当たり的な対応だったにしろ勇断だったと思う。それにしても大局的に見たら単にいつも殺されている豚が一匹増えただけなのだが、脅迫状や怒声など極端な拒否反応が多いのには、名前をつけて飼っていた動物を殺して食べるということが、日本ではまるで人肉を食べたり、近親相姦したりするようなタブーになってしまっているようだ。

  • 貧家ピー

    90年代前半に大阪・能勢の小学校で豚を3年間にわたり飼育した記録。正解がない問題に先生・生徒が真剣に取り組んだ壮大なトライ&エラー、30年前だからできたのか、学校の先生や保護者も新米先生と子供たちを見守ってあげているように感じた。ドキュメンタリー番組として撮影し、NHKで放映できなかったり、民法で放送した後の批判の多かったことを語るディレクターのあとがきが、この取り組みの難しさをよく表していた。

  • ntak

    動物を飼ったことのない自分には、とても羨ましい体験。 『いのち』は教育の永遠のテーマですね。声高に反対した視聴者には、ぜひ一度この本も読んでおいて欲しいです。 始めに、家畜としてなのか、ペットとしてなのか、買う前にもっと現実的な話が出来ていたら、こんなに辛い最後ではなかったのかなぁとは感じました。でも黒田先生の、体当たり的姿勢があったから、32人の子どもたちが付いて来れたんじゃないかと。先生も悩んでくれるって貴重だと思います。

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