Product Details
ISBN 10 : 4582859585
Content Description
禄(財産)と寿(生命)、まさに穏やかなるべし―。戦乱の世に「禄寿応穏」をスローガンに掲げ、五代一〇〇年にわたり統治を実現した戦国北条家。判子文化、納税や裁判の制度、公共工事など、現代の統治システムの礎を築いた。領国統治の仕組みから、戦国大名国家と現代社会との継受性を明らかにする。
目次 : はじめに―現代の統治システムの礎が築かれた戦国時代/ 第1章 納税通知書と判子文化の成立/ 第2章 目安制が開いた裁判制度/ 第3章 一律税率の設定と減税政策/ 第4章 徴税方法の変革/ 第5章 市場関与と現物納/ 第6章 「国家」への義務の誕生/ 第7章 公共工事の起源/ おわりに―戦国大名と現代国家のつながり
【著者紹介】
黒田基樹 : 1965年生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。現在、駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
読了日:2021/07/04
ようはん
読了日:2022/10/19
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読了日:2021/01/31
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