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ISBN 10 : 4623084647
Content Description
「人が足りなくなれば回してもらえば良いし不要になれば返せば良い」「成果の達成のみ課せば自己責任で働くようになる」。現在進行する「働き方改革」の背景に、こうした危機的な認識、人事労務管理の放棄ともいえる状況がある。本書は、戦後から現在に至る人事労務管理の変化の過程をその実態から丁寧に再検証。その時々の課題と「働かせ方」の原理の変遷を捉え直し、まさに改革の時の今、「ディーセント=“まとも”」な人事労務管理を探る。
目次 : 序章 人事労務管理とその変遷過程をどのように分析するのか/ 第1章 敗戦直後の企業経営と生産管理闘争―敗戦直後10年、「経営権」回復への道程/ 第2章 戦闘的労働運動の衰退と協調的労使関係の成立/ 第3章 協調的労使関係の定着と人事労務管理/ 第4章 「能力主義管理」と競争的職場秩序/ 第5章 低成長期の人事労務管理/ 第6章 グローバリゼーション下の人事労務管理―人事労務のフレキシブル化と自己責任化/ 第7章 現代日本の人事労務管理の実相/ 終章 ディーセント・ワーク実現への課題
【著者紹介】
黒田兼一 : 1948年9月14日北海道札幌市生まれ。1972年東京理科大学工学部経営工学科卒業。1981年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。桃山学院大学経営学部助教授、教授。1996年明治大学経営学部助教授を経て、明治大学経営学部教授。専門分野:経営学、人事労務管理論、労使関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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