Product Details
ISBN 10 : 4121028198
Content Description
「死ぬということ」は、いくら考えても分からない。自分がいなくなるということが分からないのだ。生死という大テーマを哲学や宗教の立場から解説した本は多いが、本書は医学者が記した、初めての医学的生死論である。といっても、内容は分かりやすい。事実に基づきつつ、数多くの短歌や映画を紹介しながら、ユーモアを交えてやさしく語る。加えて、介護施設や遺品整理など、実務的な情報も豊富な、必読の書である。
目次 : 第1章 人はみな、老いて死んでいく/ 第2章 世界最長寿国、日本/ 第3章 ピンピンと長生きする/ 第4章 半数以上の人が罹るがん/ 第5章 突然死が恐ろしい循環器疾患/ 第6章 合併症が怖い糖尿病/ 第7章 受け入れざるを得ない認知症/ 第8章 老衰死、自然な死/ 第9章 在宅死、孤独死、安楽死/ 第10章 最期の日々/ 第11章 遺された人、残された物/ 第12章 理想的な死に方/ 終章 人はなぜ死ぬのか―寿命死と病死
【著者紹介】
黒木登志夫 : 1936年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。専門はがん細胞、発がんのメカニズム。1961年から2001年にかけて、3ヵ国5つの研究所でがんの基礎研究をおこなう(東北大学加齢医学研究所、東京大学医科学研究所、ウィスコンシン大学、WHO国際がん研究機関、昭和大学)。英語で執筆した専門論文は300編以上。その後、日本癌学会会長(2000年)、岐阜大学学長(2001‐08年)、日本学術振興会学術システム研究センター副所長(2008‐12年)を経て、日本学術振興会学術システム研究センター顧問。2011年、生命科学全般に対する多大な貢献によって瑞宝重光章を受章。2021年に川崎市文化賞、2022年に神奈川県文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
読了日:2024/10/02
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読了日:2025/03/12
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読了日:2024/10/30
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読了日:2025/02/04
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