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物件の怖い話 竹書房怪談文庫

黒木あるじ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801945258
ISBN 10 : 4801945252
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あなたの部屋も、もしかしたら…事故物件や曰くのある土地、忌避された場所で起きる怪異。住んでしまったら逃げられない場所だからこその恐怖―引っ越し初日、見たのは酸鼻極まる異形「Y氏の隣人」(黒木あるじ)、解体中の廃屋から漂う謎の異臭「隣りの事情」(小田イ輔)、古い倉庫で子供たちが見た老人の謎「自治会の倉庫」(西浦和也)、エレベーターで遭遇した狂気「そういうものだから」(蛙坂須美)、新居で娘が遊んでいるのは…「風呂好きな子」(つくね乱蔵)、家に現れる不思議な子ども、その驚愕の理由「少年時代」(鷲羽大介)など書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって収録。

目次 : 記念撮影(つくね乱蔵)/ Y氏の隣人(黒木あるじ)/ Y氏の日記(黒木あるじ)/ 隣りの事情(小田イ輔)/ 終わってなかった(小田イ輔)/ 自治会の倉庫(西浦和也)/ ただずっとそこにいるだけの人たち(蛙坂須美)/ 入室条件(つくね乱蔵)/ 昔住んでいた家(小田イ輔)/ 犬が必要な家(つくね乱蔵)/ 最後の望み(小田イ輔)/ 居抜きの店(つくね乱蔵)/ 旧家(黒木あるじ)/ 車輪の家(牧野修)/ 姉の部屋(牧野修)/ 隣家(黒木あるじ)/ センサーバード(福澤徹三)/ 連鎖(福澤徹三)/ ダカーポの女(平山夢明)/ 看護学校の夜(西浦和也)〔ほか〕

【著者紹介】
黒木あるじ : 『怪談実話 震』で単著デビュー

蛙坂須美 : Webを中心に実話怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談鬼幽』でデビュー

小田イ輔 : 『FKB饗宴5』にてデビュー

葛西俊和 : 『降霊怪談』で単著デビュー

神薫 : 現役の眼科医。『怪談女医 閉鎖病棟奇譚』で単著デビュー

つくね乱蔵 : 福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞

西浦和也 : 不思議&怪談蒐集家。心霊番組「北野誠のおまえら行くな。」や怪談トークライブ、ゲーム、DVD等の企画も手掛ける。イラストレーターとしても活躍

平山夢明 : 『「超」怖い話』「怖い話」「顳〓草紙」「烏肌口碑」「瞬殺怪談」各シリーズ、狂気系では「東京伝説」シリーズ、監修に「FKB饗宴」シリーズなど

福沢徹三 : 2008年『すじぼり』で第10回大藪晴彦賞を受賞

牧野修 : 大阪生まれ。1992年に長編ファンタジー『王の眠る丘』でデビュー。2002年『傀儡妃』で第23回日本SF大賞受賞。2025年『月世界小説』で第36回日本SF大賞特別賞受賞

鷲羽大介 : 171センチ84キロ、柔道初段、普通免許、フォークリフト、クレーン、玉掛け、交通誘導の資格所持(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    実話怪談集。建物関係の話が集められたアンソロジーとなっている。アンソロジー故に再録も多いが、それも読み応えのある話ばかりで二読三読しても苦にならない。特に牧野修の関谷大好きクラブがまた読めたのは実に嬉しい。これだけで一冊書いてくれないかなあ。他の著者も平山夢明と黒木あるじは相変わらず名人的な話の展開だし、つくね乱蔵は嫌さが極まっているし、鷲羽大介の一行怪談はあるしと中々至れり尽くせりの内容であった。「幽霊屋敷で怖いのは経済的理由で逃げ出せない事である」というキング(だったかな)の名言を思い出しつつ読む。

  • モモ

    怖い話のオンパレード。葛西俊和さんの解体業の話が、いろいろな意味で恐ろしい。まだ新しい家を家主の希望で取り壊したら、地下から出た多くの人骨…。それを警察に届けずに埋めてしまう…。その上に新しく建った家も5年で取り壊しの依頼がきたとか。他にも興味深い一冊でした。

  • あたびー

    再録の話も沢山あったが、読みたかった蛙坂須美さんの話は皆書き下ろしだったので嬉しかったです。

  • 柊よつか

    名作の再録と新作が並び立つ怪談百番シリーズ。今回のテーマは物件。事故物件の話は勿論、近隣の者、働く者、事故物件を壊す者から生み出す者まで。住み家は、他者にとっては中身の見えない箱であり、当事者としては何かあっても現実的な面で逃げ出しづらい。怪談との相性が良いと改めて思う。再録でぐっと来たのは、ごず〜っの擬音が忘れ難い「黒い筋」、殺害追体験の「シオノイエ」、題を理解する「ダブル役満」、旬の野菜と新鮮な「犬が必要な家」など。書き下ろしでは、「舐められるラブホテル」「少年時代」「風呂好きな子」など。面白かった。

  • ブランノワール

    面白かったです

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