基本情報

内容詳細
古美術でひと儲けをたくらむ男たちの騙しあいに容赦はない。入札目録の図版さしかえ、水墨画を薄く剥いで二枚にする相剥本、ブロンズ彫像の分割線のチェック、あらゆる手段を用いて贋作づくりに励む男たちの姿は、ある種感動的ともいえる。はたして「茶釜」に狸の足は生えるのか?古美術ミステリーの傑作。
【著者紹介】
黒川博行 : 1949(昭24)年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学を卒業後、高校で美術を教え、86年『キャッツアイころがった』で、第4回サントリーミステリー大賞を受賞、作家活動に入る。96年に『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞受賞。大阪を舞台に、軽妙な語り口の中にも、産廃問題や北朝鮮関連の社会的テーマを取り込んだハードボイルド・ミステリーに独自の世界を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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修一朗 さん
読了日:2021/04/24
遥かなる想い さん
読了日:2024/02/01
はるを さん
読了日:2022/07/20
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥 さん
読了日:2020/03/07
にいにい さん
読了日:2015/10/23
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人物・団体紹介
黒川博行
1949(昭和24)年、愛媛県生れ。京都市立芸術大学卒業後、大阪の高校で美術の教鞭をとる。『二度のお別れ』『雨に殺せば』でサントリーミステリー大賞佳作賞を連続受賞。’86年『キャッツアイころがった』でサントリーミステリー大賞を受賞する。’96(平成8)年『カウント・プラン』で日本推理作家協会賞を受賞
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