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21世紀の新しい数学 知の扉シリーズ

黒川信重

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774158297
ISBN 10 : 4774158291
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

abc予想解決か!?というニュースや双子素数の進展などいまなお数学には未知の世界が広がっています。予想解決はありうるのか?新兵器いよいよ登場か!?現代と未来の数学に迫る珠玉の1冊。

目次 : リーマン予想が映画『容疑者Xの献身』に出現/ 数学はメディアでどう取り上げられてきたか?/ 未解決問題はどうやって解決されていくべきか/ abc予想、リーマン予想の今/ abc予想の攻略方法はフェルマー予想と同じだった!/ 数学の厳密さと奔放さ/ コンピュータとゼータの間柄/ これからの数学のカギを握るスキーム理論/ コホモロジーという不変量からゼータを攻める!/ 多項式と整数の類似性/ ラマヌジャンと保型形式/ 双子素数解決間近!?/ 素数の評価とリーマンゼータの零点との関連性/ 黒川テンソル積という新兵器/ アインシュタインの奇蹟の年、黒川の奇蹟の年

【著者紹介】
黒川信重 : 1952年栃木県生まれ。東京工業大学理学部数学科卒業。同大学大学院修士課程修了。東京大学助教授などを経て、東京工業大学大学院理工学研究科教授。専門は数論・ゼータ関数論・絶対数学・多重三角関数論

小島寛之 : 1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専攻は数理経済学、意志決定理論。数学エッセイストとしても多方面で活躍しており、そのわかりやすい語り口には文系・理系の読者を問わず定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 月をみるもの

    厳密科学の王たる数学では、すでに Peer Review が機能しなくなっていることに対する反応として、「え、まさか?」と「さもありなん」のどっちが多数派なのだろう? ちなみに望月さんが証明を Mizar で書いたら、自動検証できるのだろうか> ABC 予想:https://ja.wikipedia.org/wiki/Mizar

  • やす

    整数の集合を微分するため換骨奪胎、整数をイデアルとみて位相をいれてスキーマにすると測度が定義できて微分積分可能。整数じゃ大きすぎるのでF1から話を始めることにしたが、結構いい線行っている。という話のようだ。100年後には微分の教え方が位相から入るようになるのかもしれないなあ。黒川さんの本にしては対談集だけにわかり易い感じ。(気のせいだけど)

  • Nil

    最先端の数学について対談形式でかかれた本。かなり数学的に高度な議論が交わされているが、感覚的なこと・雰囲気は伝わってくる。いくつか挿入されたコラムが話題の直感的な理解の助けになっており、また数学そのものの理解の一助にもなりそう。リーマン予想を軸に現代数学の展望を覗いてみたい向きには一読の価値があるだろう。 いや、しかしリーマン予想はFLTと違い、ステートメントの意味するところが掴みづらい感は否めないな、、。

  • 普遍性

    黒川先生と小島先生の対談。よくわからなくても読んでるだけで楽しい。巻末のゲルファント・シロフの定理の証明はある程度まで環について知っていればちゃんと証明として追えるので面白い。

  • ところてん

    図書館で借りました。どのような内容かというと、基本的に対談形式になっており、重要なキーワードには解説がつくといった感じです。「とりあえず、ザーッと読み進めることをお勧めします」と書かれていたので、本当に斜め読みしたら、意外といけるなと感じました。面白かったです。勉強になりました。

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