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ニキとヨーコ 下町の女将からニキ・ド・サンファルのコレクターへ

黒岩有希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140816813
ISBN 10 : 4140816813
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ニキの作品は、私を裸の女の子に戻した

彫刻家ニキ・ド・サンファルのコレクター、ヨーコ増田静江。戦争、駆け落ち、日本料理屋の女将、パルコ会長となる夫、家業と夫婦の危機――。生き方を模索する中、49歳のときに偶然出会ったニキの作品が、彼女をまさかの第二の人生へ導いた。喜んで、落ち込んで、また立ち上がる。“下町生まれの向こう見ず”で美術館まで建てた、ヨーコの波乱の生涯。

【著者紹介】
黒岩有希 : 愛知県名古屋市生まれ。元ニキ美術館館長。2000年頃からニキ美術館を手伝い始め、2007年に館長となる(現在は閉館)。イラストレーターとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 醗酵

    タイトルは「ニキとヨーコ」であるが、前半ヨーコ"増田静江"の生いたちや結婚後の苦労話などの記録。後半になり仕事や子育ても落ち着いた頃、突如半端なくニキに傾倒するヨーコがすごい。ニキにとっては、最初は風変わりな異国のコレクターだったに過ぎないと推測するが、次第に心を開き、特に晩年は交流によりお互いに心の支えになっている様子など。女であることで何らかの不都合さやジレンマを感じた想いなどが、ニキの作品を通じてヨーコを駆り立てたのだろうか。

  • hisakodosu

    ニキの個性的な作品がテレビで紹介されそんな作品に人生をかけた女性が日本にいたなんて。凄い。

  • ybhkr

    タイトルにニキが入っているけどニキの登場ははるかに後ろ。タイトル的には、ヨーコはなぜここまでニキに傾倒したのか?が正しい。次男のお嫁さんが資料やインタビューで書いたものだがエッセイ、小説調。この時代の女性にしてはとても恵まれた環境にあるが、だからこそ男社会への、理不尽さがたまらなかったのだろう。夫は今ならば間違いなく裁判で離婚できる案件。パルコの名付け親で才能があったのかもしれないが、ものすごい経済DV。自分の給料は全部自分で使うとか。生活費も養育費もなし。父親はリベラルやなあ。

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