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ISBN 10 : 4121025482
Content Description
運転免許を返納した。転倒が増えた―。85歳という新たな区切りを超えた作家が描く「老いの日常」。優先席での年齢比べ、一向に進まない本の整理、曲げた腰を伸ばす難しさ、隙を見ては襲ってくる眠気、病気との付き合い方。いずれも70歳代のころとは何かが徐々に変わっている。この先の時間に思いを馳せがなら、年齢を重ねるなかで生じる失敗や戸惑い、さらに発見や喜びも余さずつづる、老いの日々のスケッチ。
目次 : 1 新旧の不自由を抱えて(家と身体が共鳴する/ 空足を踏む恐怖 ほか)/ 2 もう運転しないのか…(もう運転しないのか…/ 家で和服だった年寄り ほか)/ 3 降りることへの恐れ(次に風呂を直すのは誰/ 年を取ってからの「待ち」 ほか)/ 4 老いることは知ること(一人の外出にまごつく/ 三度目は、転ぶまい ほか)
【著者紹介】
黒井千次 : 1932年(昭和7年)東京生まれ。55年東京大学経済学部卒業後、富士重工業に入社。70年より文筆生活に入る。69年『時間』で芸術選奨新人賞、84年『群棲』で第20回谷崎潤一郎賞、94年『カーテンコール』で第46回読売文学賞(小説部門)、2001年『羽根と翼』で第42回毎日芸術賞、06年『一日 夢の柵』で第59回野間文芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おしゃべりメガネ
読了日:2020/03/24
涼
読了日:2024/07/26
クリママ
読了日:2022/06/20
パフちゃん@かのん変更
読了日:2021/02/18
おか
読了日:2022/12/25
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