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茨の墓標 警視庁文書捜査官 角川文庫

麻見和史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041093085
ISBN 10 : 4041093082
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

都内の住宅街で土に埋められていた身元不明の刺殺遺体。そのポケットから出てきたのは、現場の状況を想起させるような謎の四行詩だった。文書解読班の理沙が詩の解読に取り組み、矢代と夏目は被害者の身元を追うが、新たな詩とその内容に見立てたかのような遺体が出てしまう。理沙たちはやがて、奥多摩のとある集落にたどり着き…。複雑に絡まる過去の糸、そして詩のからくりが解かれるとき、戦慄の事実が明らかになる!

【著者紹介】
麻見和史 : 1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    麻見さんの文書捜査官シリーズの最新刊です。都内のだれも住んでいない住宅の庭から身元不明の死体が発見されます。そこから同時に発見された四行の詩、それの謎を解くということで二手に分かれて捜査を行います。以前よりも文書解読班の存在が認められてきます。警視庁なので舞台は奥多摩に限られてしまうのが残念ですが、そこでの過去の出来事が事件につながってきます。

  • タイ子

    シリーズ第8弾。今回は鳴海理沙も文書解読に手間取ったな。3人の男たちが連続して殺され、そばに謎の4行詩が書かれた紙が置かれていた。被害者の身元からある集落が関係あると捜査に出向く。最近、強行班より文書解読班の方が手がかりをつかむのが早いし、捜査の仕方が上手い気がする。何かがありそうな集落で嵐に遭い民宿で一泊することに。この集落的感覚は横溝正史?!そんなおどろおどろしい期待を胸に…。この真相は推理力のある人でも暴けないだろう。ビックリだわ。ここまで持ってくる作家の力技に敬服。文書解読班の継続を願うばかり。

  • 今や文書捜査官が捜査に不可欠な存在になってる。理沙がおとなしい感があるけど、その分夏目が個性を前面に出してきた。

  • ma-bo

    文書捜査官シリーズ。前作もそうだったが、文書解読班が事件の捜査に出向き解決に近づいていく。それだけ鳴海班が認められて来たのであろう。集落の秘密、事件の謎は少し強引な気もしたが楽しく読めました。

  • sin

    確かに文書課は実績をあげているが、フィクションとは言えどもドラマの刑事たちの様に自由に捜査を進められるときては、現場で捜査にあたる刑事たちにとっては妬ましい限りではないだろうか?おまけに彼らが捜査した後をつついて手がかりを拾い出すとあっては、腹立たしくもあるだろうことは想像に難くない。これまでと違って一課の係長に期待を寄せられるものの、彼等を目の敵にする女性管理官が出番の無かった今回の事件の最中にも暗躍している様でもあり、彼等の前途に暗雲が立ち込めるようだ。

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