擬態の殻 刑事・一條聡士 朝日文庫

麻見和史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022649164
ISBN 10 : 402264916X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

警視庁捜査一課五係の一條は、過去に遭遇した事件をきっかけに、仲間との交わりを絶った。一匹狼として動く一條のもとに、腹部を切り裂かれ、そこに手錠を詰め込まれた遺体が発見されたとの一報が入る。手錠は、大腸にかけられており、殺されたのは元・刑事だったという。一條は、新人の女刑事・福地と捜査を進めるが、新人らしからぬ鋭さを見せる福地に疑問を抱く。そんな折、一條の過去を探る動きが捜査本部にあらわれはじめ……。人気作家による、書き下ろしシリーズ第1弾。

【著者紹介】
麻見和史 : 1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    警官ばかりの連続変死体遺棄事件。腹を裂き大腸に手錠って〇カレてる。その事件に捜一の刑事・一條と所轄の福地麻衣子が組まされる。単独行動の多い一條を監視すべく公安の影がちらつくが、面白いコンビになるのか。同じ捜一の犬猿の仲・田名部との溝も深そうだ。警察社会、仲間が殺されたら結束は固いのか。面白いシリーズになりそうかどうか、次を読んでみたい。

  • KAZOO さん

    麻見さんの文庫最新刊で新しいシリーズの始まりなのでしょうか?かなり癖のありそうな刑事たちがいろいろ出てきます。主人公もやたらに健康を気遣う感じでしたが後半でそのわけが明らかになります。物語としては猟奇的な感じを与えますが、被害者が元警察関連者ということである意味犯人も絞られてきます。これ1作ということではないと思われますので、今後が楽しみです。

  • タイ子 さん

    警察関係者の連続殺人。遺体の腹の中に手錠を入れるというエグイやり方で。捜査を始めた1課の一條刑事は単独捜査を好み、相棒を拒否、食事に気を使い体にいいものと添加物を摂らない、バツイチの男。誰が何の目的でと探るうち、誰もが信じられなくなってくるような事態が。こういう時そりの合わない同僚が一番頼りになったりするんだよね。一條が体に気を遣う理由が最終に明かされる時、この事件のエグさ、非道さと対比していて彼がカッコいいじゃないかと思ってしまう。相棒の女性刑事の立ち位置が気になるラスト。シリーズ化するのかな。

  • ゆみねこ さん

    裂かれた腹部に手錠をねじ込まれた刑事の遺体が見つかり、捜査本部が立ち上がる。群れを嫌う一條刑事とコンビを組む新米女性刑事の福地麻衣子。警察の組織と悪徳刑事、一條が抱えるトラウマと健康にこだわる理由。まずまず面白かったです。

  • ナミのママ さん

    【刑事・探偵週間@月イチ】麻見和史さんの新シリーズ。裂かれた腹部、引きずり出された内臓、手錠をねじ込まれた刑事の遺体…と、なかなかグロテスクな描写から始まります。事件を追う男女の刑事2人。事件は解決するものの、2人のキャラクターには謎が残りました、あー、スッキリしない!これなら次作が出てから続けて読んだ方が良かったです。 ストーリーは面白かったのに、不完全燃焼でした。

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