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改訂新版 障害のある子が「親なき後」も幸せに暮らせる本 ダウン症の娘をもつ「相続のプロ」が明かす財産管理のしくみ

鹿内幸四朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784804718897
ISBN 10 : 4804718893
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「親権をつかって任意後見契約をするアイデアは目から鱗」「もっと早く出合いたかった」「親はもちろんのこと、障害福祉に携わる方にも読んでほしい」など、多くの賛同の声が寄せられた本書を、契約には特別代理人の関与が必要という2022年1月の見解に基づいて改訂。財産対策の方法を説くとともに子を本当に幸せにするしくみを問う。

目次 : 第1章 30年後、私たちが死んだらうちの子はどうなる?(娘の誕生。喜ぶ間もなく途方に暮れた16年前の私たちへ/ 子どもが成人したら、「子どもの財産を守る権利」が失われる ほか)/ 第2章 成人前にやっておきたい夫婦で子の未来を作る「新しい財産管理のしくみ」(子どもが成人すると、財産管理が親の元から離れる/ この先40年…3000万円の財産は後見人の報酬に消えることに? ほか)/ 第3章 民法改正直前に起きたことから改めて考える 障がいのある子を本当に幸せにする制度(「親心後見」が知られ、公証人の世界がざわつく/ 成人年齢の引き下げ直前、すでに成立した登記が無効に!? ほか)/ 第4章 夫なきあと妻と子の生活を守る「遺言の作り方」(わが子の幸せのために、あえてお金をのこさない選択を/ 妻が安心して長生きするために、資金を調達する ほか)/ 第5章 妻が元気なうちに準備したい家族への最後の贈りもの(その他の公正証書で、子どもに降りかかる困難を取り除く/ 身体が不自由になったときのために「財産管理等委任契約」 ほか)

【著者紹介】
鹿内幸四朗 : 一般社団法人日本相続知財センター本部専務理事。相続知財鑑定士。1969年北海道生まれ。1988年中野会計事務所入社。全国各地で「相続・親なき後セミナー」を行う。「専門用語を使わない」解説が好評で受講者数は3万人を超える。ダウン症の娘のために考えたこと・実践したことを、多くの保護者に伝えるため「専門用語を使わない・障がいのある子の親なきあとの『お金』の話」のセミナーに力を入れている。現在は、税理士法人中野会計事務所東京事務所事務長、一般社団法人実家信託協会専務理事、一般社団法人IT顧問化協会専務理事を兼務

杉谷範子 : 司法書士法人ソレイユ代表司法書士。京都女子大学卒業後、東京銀行(現在の三菱UFJ銀行)を経て、2003年司法書士登録。信託法大改正の2007年直後から研究を重ね、信託を活用した相続・事業承継コンサルティングで、多くの実績と信頼を得ており、NHK「クローズアップ現代+」「あさイチ」「ニュースウォッチ9」に出演。一般社団法人実家信託協会理事長、信託法学会会員、致知人間学認定コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほよじー

    ★★★障害を持つ子供が成人した後に法定後見の対象にされると財産管理が親の元から離れてしまう。後見制度は理不尽な制度。法定後見人は当たり外れがあり、高額な報酬も必要。監督後見人がつくことも。報酬は40年で3000万円にも。親権のある未成年のうちなら親が子供の代わりに任意後見契約を結ぶことも可能。ただし監督後見人がつく。障害を持つ子供には500万円以上の預金を持たせず、不動産の名義人にせず、なるべく妻に全財産を残すのが良い。

  • tacacuro

    銀座の「龍」で著者とたまたま隣席したご縁で購入。「障害のある子のために親がしておくべき財産対策」を実体験に基づきながら平易な語り口でとてもわかりやすく紹介。巻頭から巻尾まで妻子への愛が行間からほとばしっていて鳥肌が立つほど感動。家庭環境に関わりなく、自分なき後のリスクヘッジをどうすべきか考えさせられる。本書が紹介する「ニーバの祈り(神よ、変えられないものを受け入れる冷静さ、変えられるものを変える勇気、そのふたつを見分ける知恵を与えてください)」は全てに通じると思う。

  • kaz

    今後の法制度がどうなるか、どのように運用されるかという問題はあるが、親心後見という仕組みは非常に興味深い。高齢の認知症の人であっても現行の成年後見制度は問題が大きいが、子供の場合はその問題がはるかに大きくなってしまう。早急な解決が必要だろう。図書館の内容紹介は『30年後、私たちが死んだら“うちの子”はどうなる? ダウン症の娘をもつ「相続のプロ」が、起こりうる困難を先読みしてつくった「親心後見」のしくみを、新たな見解に基づいて加筆修正した改訂新版』。

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