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わたしはわたし。あなたじゃない。 10代の心を守る境界線「バウンダリー」の引き方

鴻巣麻里香

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784898155943
ISBN 10 : 4898155944
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

友だち、親、先生、SNSが‥毎日しんどい。
本当は嫌なのにNOと言えない。そんな人間関係に悩むあなたへ。
モヤモヤの正体は、「バウンダリー」にある!?


本書は、中高生の困りごとに向き合うスクールソーシャルワーカーの鴻巣麻里香さんが、10代が抱えている人間関係の悩みやしんどさについて、「バウンダリー」を糸口に対処法を見つけ出し、助けになる知識と作戦を伝える本です。


バウンダリーとは、「わたしはわたし、あなたはあなた」という、自分と相手の間に引く境界線のこと。

たとえ家族でも、友達でも、教師でも、恋人でも、バウンダリーを踏みこえるのはNGです。
お互いの心地よい距離感を見つけて、ちょうどよく線を引けたらラクになるはず。


<もくじより>
PART 1 友だち篇
苦手な子を誘う・誘わない どう決める?
男子同士のノリとか恋バナがしんどい
親友の秘密を話してしまったら

PART 2 家族篇
ママってなんでも知りたがる!
私の夢、私の進路。どうして応援してくれないの?
まさかの妊娠。私はどうしたいんだろう?

PART 3 学校篇
誰とでも仲良くしなきゃだめ?
おかしな校則にNOと叫びたい!
やりたいことがあるのに。先生に進路を反対された

PART 4 恋愛関係篇
胸キュンしぐさ、無理すぎる‥
NOと言ってしまった。彼を傷つけたかな?
「愛しているから」だと思っていました

PART 5 SNS篇
我が家のスマホルール、厳しすぎ‥
グループLINEの通知に困った!
俺のプライバシー、どこいった?

●各話には、中高生向けのアドバイス+10代のそばにいる大人(保護者・教師)向けの解説付き
●10代向け性教育WEBメディア「セイシル」ご協力のもと、「デートDVチェッカー」を掲載
●巻末には「しんどいとき、困ったときの相談先」リスト&相談のポイントも!
●対象は中学生?大人まで(中1の漢字習熟度に合わせたフリガナ付き)


今、10代をとりまく環境には問題がこんなに‥!
同調圧力/「みんな仲良く」の呪い/有害な男らしさ/アウティング
毒親/進路相談/ブラック校則/性的同意/デートDV/スマホルール etc


15のリアルな事例を物語のように読み、共感しながら、
「人権」・「同意」・「バウンダリー」の大切さを知れる一冊。

子どもたちの「好き」「やりたい」「今・ここ」を尊重するために。

大人もアップデート必須!コミュニケーションの新しい教科書。

【著者紹介】
鴻巣麻里香 : KAKECOMI代表、精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカー。1979年生まれ。子ども時代には外国にルーツがあることを理由に差別やいじめを経験する。ソーシャルワーカーとして精神科医療機関に勤務し、東日本大震災の被災者・避難者支援を経て、2015年非営利団体KAKECOMIを立ち上げ、こども食堂とシェアハウス(シェルター)を運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 明るい表通りで🎶

    「バウンダリー」とは、わたしはわたし あなたはあなたと言う心の境界線のこと。「目に見えない心の皮ふ」のようなもの。この本を読んでいる大人のみなさんへの解説付き。

  • チャッピー

    10代の心を守る境界線(バウンダリー)について。友だち、家族、学校、恋愛、SNSの関わり方の中で家族編は特に参考になった。大人に向けての解説もある。心配だから、不安だから、子のためを思うから…だからといって親でもバウンダリーを超えてはいけない。

  • Mc6ρ助

    『たしかに不安定な世の中です。 心配は尽きません。ですが、その中で安定して生きていくことを子どもに要求するのと同じだけの熱量を、私たち大人は「世の中が安定すること」に向けてきたでしょうか。 世の中が安定することとは、つまり転んでもつまずいても揺らがない、あるいは転んでも立ち上がれる、そんな世の中になることだと私は考えます。そして他者からの評価でつまずいたり転んだりしない世の中です。 ・・そんな世の中のほうがずっと「生きやすい」のではないでしょうか。(p163)』言葉もない(手を抜いてきた訳ではないけど)。

  • haruka

    バウンダリーとは、わたしはわたし、あなたはあなたという心の境界線。 これは子どもの心を守るためのバウンダリーの引き方の本。 中高時代、勝手に親に日記を見られたり携帯を奪われたり、遊んでもいいからとりあえず絶対大学に行けと強制されたことなど嫌な思い出が蘇った。それと同時に、そんな嫌な大人になりかけてるんじゃないかと怖くもなって。 いつのまにか、無意識に子どもを導こうと考えてるんじゃないか。心配性で人を支配したがる、自分の性質が気持ち悪い。それがどれほど簡単に子どもを傷つけてしまうか戒めてくれたと思う。良書。

  • pushuca

    これは非常に良い本だ。

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