密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

鴨崎暖炉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784299057150
ISBN 10 : 4299057155
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
追加情報
:
528p;16

内容詳細

累計16万部突破
『このミステリーがすごい!』大賞
文庫グランプリ受賞シリーズ
最新作

世界は密室のためにできている――
純度1000%の密室トリック8連打!

白い直方体の建物が立ち並び
奇妙な風習の伝わる八つ箱村。
“因習村”で巻き起こる怒濤の8連続密室殺人事件

(あらすじ)
巨大な鍾乳洞内部につくられた、白い直方体の建物が並ぶ奇妙な集落・八つ箱村。祭りの最中に作家一族の娘が頭を撃ち抜かれ、村を出ようとした青年の体が突然発火し焼死体となったのを端緒とし、連続密室殺人事件の幕が切って落とされた。事件の背後にはかつて村で死んだ昭和密室八傑の呪いが!? 山奥で遭難しかけ、たまたま村を訪れていた高校生の葛白香澄らが、次々と現れる密室の謎に挑む!

【著者について】
鴨崎暖炉
1985年、山口県宇部市生まれ。東京理科大学理工学部卒業。現在はシステム開発会社に勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』で2022年にデビュー。他の著書に『密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック』(以上、宝島社)がある。

【著者紹介】
鴨崎暖炉 : 1985年、山口県宇部市生まれ。東京理科大学理工学部卒業。現在はシステム開発会社に勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』で2022年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪紫 さん

    読んでる最中「リアリティなんてくそくらえじゃあ!」と言う作者の声が聞こえて来そう。読了後「リアリティなんてくそくらえじゃあ!!」言ってそう。ハイペースで死ぬ密室ミステリ作家達。犯人、動機、トリック、わかるかそんなん。真面目、ありえない、「エグぅっ!北山さんでもやらんでこんなトリック」幅広く。なんじゃこれ。横溝的因習何処行った?な相変わらずの密室大・博・覧・会!この時代狂ってる。行きたくないけど好き。個人的に好きな密室は「四色木箱の密室」と「地下迷路の密室」。やはり◯◯◯◯はこのシリーズにおける高遠・・・!

  • yukaring さん

    今回はなんと鍾乳洞内に作られた奇妙な村・八つ箱村 を舞台に繰り広げられる密室オンパレード。その村には白い直方体の建物が立ち並び、天才密室殺人作家一族・物柿家の人びとが住まう屋敷があるとなればもう密室がらみの事件が起こるのはお約束。しかもかつて村では昭和密室八傑とよばれた推理作家たちが怪死を遂げたという事件もあり「彼らの呪いでは…」という噂が広がる。閉ざされた因習村で起こる怒涛の八連続殺人事件に八つの密室。密室を作る為だけの密室トリックが続々と登場するまさに密室偏愛時代。今回も密室三昧を心ゆくまで楽しめた。

  • オフィーリア さん

    “密室殺人が立証されれば無罪”最強の世界観を有する、密室賛歌に満ちた密室偏愛ミステリ。バラエティ豊かな密室たちは健在ながら、今作はこのイカれた世界観ならではのホワイダニットが最高。密室をこよなく偏愛する作者からの密室カタログギフトのような一冊。

  • koma-inu さん

    密室シリーズ3弾。今回は「八つ箱村」に隔離され、八つ+二つの密室殺人事件に挑む。もうお腹いっぱいというか、負けました。あり得ないトリックに突っ込むのは野暮です、そうなんだ!と受け入れて読むべき怪作。お気に入りは第四の「血染め和室の密室」→うぅ、想像すると痛い痛い・・。と、第九の「◯◯の密室」→ここまで壮大なら良いかな〜と思わせる作者の手腕に脱帽。北山さん物理トリックを3倍くらいハードにした印象。密室愛に溢れたシリーズ、次も楽しみ。あ、ニューネッシーはどうなったんだろう。

  • mihya さん

    シリーズ3冊目。今回も密室がいっぱい。 鴨崎暖炉さんは数少ない母校の大学出身の作家ということで密かに応援している。3冊目にして完全に吹っ切ったと言うか、振り切れたと言うか、こなれてきたと言うか…。目次と登場人物一覧を見ただけでニヤニヤが止まらなかった。 実現性を取っ払えば、大胆で大掛かり過ぎるトリックを使った密室の可能性はかなり広がるようだ。現実性を取っ払った時点で『富の枯渇』が伺えるが…。 『黒猫が可愛いネコ選手権第一位』について、異論はない。 引き続き、鴨崎さんを密かに応援しようと思う。

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鴨崎暖炉

1985年、山口県宇部市生まれ。東京理科大学理工学部卒業。現在はシステム開発会社に勤務。第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』で2022年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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