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花の棲処に 東景白波夜話

鳩かなこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062866163
ISBN 10 : 4062866161
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan

Content Description

ときは大正。“おりん”こと花村林蔵は、湯島の陰間茶屋で下働きをしていた。いずれは、男娼としてひとり立ちしなければならない身だ。その茶屋をのぞきに最近よく来る男が、土砂降りの雨の日、ずぶ濡れで立ちつくしていた。おりんはいたたまれず、番傘を手に飛び出す。こうして、吉田刑事とおりんは出会う。ふたりはやがて恋にも似た思いを抱くのだが…。知られざる、もうひとつの愛憎劇。

【著者紹介】
鳩かなこ : 7月16日生。オーストラリア・アデレード在住。熊本県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ムック

    吉田×おりん編。本編から気になっていた二人なので読めて嬉しい。まさしく愛憎、おりんが女の子だったらもっと話は早かったんだろうけど、吉田刑事は複雑な思いだったんだろうな。しかしおりんは与一郎に出会えて本当に良かった、是非これから幸せをつかんで欲しい。この二人の続きも読みたいな、出ないかなー。

  • Gotham City在住

    何度めかの再読。吉田とおりんのお話。物凄く続きが読みたいので、早く何かしらで出して欲しいですね。紙媒体で。

  • とり

    東景白波夜話シリーズのスピンオフで陰間茶屋で働くおりんが主役。あの吉田刑事との間にこんな話があったとは。きっと二人幸せになれるんだろうなと思っていたので、後半の展開にはすこしさびしく思いました。願わくば二人にも幸せになってほしい…。おりんが吉田刑事からの手紙を読んで、想いを知る、なんて展開にならないかな〜。

  • しろ

    ここで終わり…?出来れば二人がくっつくところまで読みたかった…。それにしても、この著者さんの書く作品は、空気感が本当にツボ。別のシリーズも読もう♪

  • ハルカ

    険悪な雰囲気が漂っていた吉田とおりんにこんな過去があったとは驚きでした。蔑み、陥れたい気持ちで初めて身体を繋ぐおりんのその後の痛々しさが胸にきます。想っていても通じ合えずに違う道を歩きはじめる二人が切ない展開ですが、吉田のいないこの場所で生きていくことを決めたおりんの強さにぐっときました。

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