CD

からたちの花〜日本のうた第3集 鮫島有美子

鮫島有美子

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO73058
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

からたちの花〜日本のうた第3集
鮫島有美子

美しい日本語、清楚でさわやかな歌唱で聴き手の琴線を震わせて、《日本のうた》の第1人者となった鮫島有美子。そのシリーズ第3集では、「ちいさい秋みつけた」に代表される、戦後の歌曲作品を幅広く取り上げ、また一つ歌の世界を広げました。夫君であるドイチュの卓抜なサポートを得て完成した親しみやすくも格調高いこのアルバムは、これら歌曲の魅力を改めて教えてくれます。レコード芸術推薦(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
からたちの花〜日本のうた第3集
・冬のもてこし(三好達治・詞/鵜崎庚一・曲)
・秋の野(北原白秋・詞/團 伊玖磨・曲)
・浜千鳥(鹿島鳴秋・詞/弘田龍太郎・曲)
・むこうむこう(三井ふたばこ・詞/中田喜直・曲)
・秋の月(滝 廉太郎・詞、曲/山田耕筰・編)
・夢見たものは(立原道造・詞/高木東六・曲)
・村の少女(喜志邦三・詞/富永三郎・曲)
・秋の夜(長田秀雄・詞/山田耕筰・曲)
・しぐれに寄する抒情(佐藤春夫・詞/大中 恩・曲)
・鐘が鳴ります(北原白秋・詞/山田耕筰・曲)
・別離(ポール・フォール・詞/上田 敏・訳詞/團 伊玖磨・曲)
・おやすみなさい(中井昌子・詞/中田喜直・曲)
・ちいさい秋みつけた(サトウ ハチロー・詞/中田喜直・曲)
・蓑着て通る(泉 鏡花・詞/諸井 誠・曲)
・ぶらんこ(白鳥省吾・詞/諸井 誠・曲)
・たあんきぽーんき(山村暮鳥・詞/中田喜直・曲)
・からたちの花(北原白秋・詞/山田耕筰・曲)
・初恋(石川啄木・詞/越谷達之助・曲/南 安雄・編)
・はる(谷川俊太郎・詞/團 伊玖磨・曲)
・ひぐらし(北山冬一郎・詞/團 伊玖磨・曲)
・六騎(北原白秋・詞/山田耕筰・曲)
・ゆりかご(平井康三郎・詞、曲)
・あの子この子(北原白秋・詞/平井康三郎・曲)
・ふるみち(三木露風・詞/大中 恩・曲)
 鮫島有美子(ソプラノ)
 ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)

 録音:1988年3月28〜30日、旧西ドイツ、フランクフルト、フェストブルク教会

内容詳細

DENONクラシックの定番“クレスト1000”シリーズ。9回目となる発売分には、デンオン、スプラフォン(チェコ)、オイロディスク(ドイツ)の豊富な音源から聴いておきたい、聴いてみたい名盤をセレクトして収録。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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鮫島、ドイチュで聴く日本歌曲はどれも一級...

投稿日:2013/05/17 (金)

鮫島、ドイチュで聴く日本歌曲はどれも一級品である。個人的な好みで立原道造の2曲「夢見たものは」と「浅き春に寄せて」を入手したく、第2集、第3集と買い進むことになってしまった。もちろん他の曲も珠玉のような曲、演奏なので何枚持っていても飽きることはない。ところで、日本歌曲のピアノ伴奏パートは、山田耕筰以降ではそんなことはないが、今聴くと拙劣な作品が散見される。歌曲伴奏の世界的大家であるドイチュ氏が弾く気になるか、という基準で言えば、越谷達之助作曲の「初恋」のピアノパートには問題が多い。そこで南安雄氏の編曲での録音となったのだろう。しかしこの編曲は「名曲アルバム」で奥田良三氏が歌った際のオーケストラ伴奏用編曲をピアノに書き直しただけである。ドイチュ氏に敬意を表するなら、ピアノ的な表現での別編曲を書き下ろしてほしかった。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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鮫島有美子さん(以下敬称略)が「日本のうた...

投稿日:2011/04/11 (月)

鮫島有美子さん(以下敬称略)が「日本のうた」のタイトルで最初に有名な日本歌曲を集めて1984年(当時32歳頃)日本で録音した盤から第2集を経てそして本盤が第3集であります。本盤は1988年ドイツでの収録でピアノ伴奏は勿論夫君のH.ドイチュで各曲1〜3分程度の曲を全部で24曲(トータルタイム56’14)納めております。さすが三集目となると所謂昔からよく知られた日本歌曲は次第に少なくなり編集スタンスとしては戦後の歌曲・・・近過去の歌曲が幅広くとりあげられており例えば第1集から順に聴くと大まかな日本歌曲の流れも分かりそうです。益々深化して行く彼女の歌唱ぶりはとにかく穏やかな自然体の姿勢をずっと保ちつつその澄み切った抒情性を私などが初めて接する曲にもじっくり聴かせてくれます。ドイチェの伴奏にも違和感といったものは皆無、以降彼女と夫君のコンビは日本唱歌や歌謡曲、日本語による海外民謡と勿論クラシックアプローチでやや硬いイメージはあるもののその録音範囲を広げて行きほぼ前世紀までにリリース盤は安定した様にも思われます。マァこの世界ですからあとは過去の録音分の焼き直しみたいになって行くのは仕方ない事で、少なくとも「日本のうた」については末永く聴かれるべき一頃の国民的ソプラノ歌手の業績として位置づけられるべきでしょう。余談ですが私は仕事で新幹線で出張した時、丁度彼女(彼女には何かマネージャーらしき人が同行しており)の近くに乗り合わせたことがあり駅に降りる際には間近になった経験があります。車内でふっと欠伸をした彼女に親近感を覚えた次第です(そりゃ、誰だって欠伸くらいは・・・)。昨日TVで「題名のない音楽会」に出演していた彼女を見て上手に年をとっていることもうかがわれました。収録曲の中の「六騎」の歌詞では親鸞上人の「御正忌」というワードがあるのですがそう言えば今年は親鸞上人 750年御遠忌ですね。私は日本の歌曲集としてかつては鮫島の大先輩である瀬山詠子(ピアノ三浦洋一)の歌唱LP二枚盤をよく聴いていました、そのままCDでは出ていない様なのでそのLPからCDを専門業者に制作してもらってもいます(当然上野の音楽学校の雰囲気を伝えるこの両人の聴き比べもしています)。以上余談はさておき日本の歌を伝えていくという使命込みで素晴らしいランクといたします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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