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占魚亭夜話 鮎川哲也短編クロニクル1959-1968 光文社文庫

鮎川哲也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334104986
ISBN 10 : 4334104983
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan

Content Description

光文社文庫未収録のレアな短編作品を年代順にコレクションする「鮎川哲也短編クロニクル」シリーズ第二弾。著者の全盛期ともいえる'60年代の傑作12編を収録。そして、著者宅に原稿のまま眠っていた幻の短編「占魚亭夜話」を初めて文庫に収録。時の流れに埋もれた逸品を掘り起こした本格ミステリー集。

【著者紹介】
鮎川哲也 : 1919年東京生まれ。南満洲鉄道勤務の父に伴い少年時代を大連で過ごす。’43年「婦人画報」の朗読文学募集に佐々木淳子の筆名で書いた掌編「ポロさん」が入選。’49年「宝石」百万円懸賞コンクールに本名(中川透)で応募した『ペトロフ事件』が一等入選。’56年には講談社の「書下し長篇探偵小説全集」の13巻募集に『黒いトランク』が入選。以後、本格物の長短編を数多く発表。’60年に、『憎悪の化石』と『黒い白鳥』で日本探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。’90年に発足した東京創元社主催の鮎川哲也賞、’93年から始まった光文社文庫の『本格推理』にて多くの新人を世に送り出した。2002年9月24日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • だるま

    『絵のない絵本』に続く光文社文庫未収録の短編集。年代的には1966年から1969年の作品であり、著者は40代後半だからバリバリ執筆していた頃だろう。それでも全て未収録作だから、シリーズ探偵は出ないし傑作揃いとは言い難い。鮎川さんファンの私でも、ちょっと首を傾げたくなる作品もあった。表題作は雑誌未発表で、更に今までどこにも収録されていない貴重な短編だったが、読んだら未発表も納得の出来だった。同世代の作家では本格ミステリ愛を一番感じるが、鮎川作品、特に短編は傑作選、名作集の関連を読んでいれば充分な気がする。

  • kanamori

    ☆☆☆

  • コマンドー者

    光文社文庫未収録短編を集めたシリーズ2作目。あくまで光文社のみ未収録なので、他の出版社で既に読んだ作品もあった。傑作選ではなくあくまでレア作品を集めたという趣旨なので、出来はまあそこそこどまりの倒叙スタイルの作品が集まっている感じ。表題作のみ本当の初公開作品なので目玉だろう。

  • Takahide✈Yokohama

    1954〜1965に比べるとかなり作風が纏まってきています。『殺人コンサルタント』:「石の橋(P185)」って何処?『かみきり虫』:1968年だと内房線でなくまだ房総西線なのか。今の電車でも千葉→千倉は接続次第で3時間程度かかるからガソリンカーって意外と速い。(P225)『牝の罠』:寿署(P350)とは懐かしい。吉野橋の近くにあったなぁ(1991年に弘明寺に移転して名前も南署に)。

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